太陽を盗め

劇場公開日:

解説

「電撃フリント」のジェームズ・コバーン主演のアクションドラマである。製作はマーティン・マヌリス。ストーリーはドナルド・キャメル、ハリー・ジョー・ブラウン・ジュニア、ピエール・ド・ラサールの共作でそれをキャメルとブラウンが脚色、「007/カジノ・ロワイヤル」のロバート・パリッシュが監督した。撮影は「パーマーの危機脱出」のオットー・ヘラー、音楽はアーニー・フリーマンが担当している。共演者は「召使」のジェームズ・フォックス、「第七の暁」のスザンナ・ヨーク、「うたかたの恋」のジェームズ・メイスン等演技達者がそろっている。

1968年製作/アメリカ
原題:Duffy
配給:コロムビア
劇場公開日:1969年9月6日

ストーリー

イギリス有数の海運業者J・C・カルバート(ジェームズ・メイスン)の息子アントニー(ジョン・アルダートン)は、ワンマンな父親の金を盗む計画に余念がなかった。その彼の100万ポンド強奪作戦に、兄のステファン(ジェームズ・フォックス)が1枚加わった。そして、彼らとステファンの恋人セゴリーン(スザンナ・ヨーク)、彼女の紹介で加わったヒッピー芸術家ダフィー(ジェームズ・コバーン)の4人で、計画は実行されることになった。いよいよ、100万ポンドを積んだオシリス号出航の日。ステファン、セゴリーン、そして途中からダフィーとそれぞれ変相をして乗り込んだ。アントニーは半マイル後方から釣船でついに来ていた。やがて、潜水服を着て仮面をつけた一行はまんまと強奪に成功。ダフィーとセゴリーンは海底に現ナマの袋を沈め、ステファンはポンドの両替を交渉に行った。ところがその時ダフィーは意外な事実を知る。この作戦を聞いたカルバートが、セゴリーンとともに裏で、保険金目当ての大芝居をうっていたのだった。そこでダフィーは、奪った現ナマを皆の見ている前で警官に引き渡し、礼金を受けとってゆうゆうと去って行った。

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