太陽の帝国

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

スティーブン・スピルバーグ監督がイギリスの作家J・G・バラードの半自伝的小説を実写映画化し、日本占領下の中国を舞台に、捕虜収容所で生きるイギリス人少年の成長を描いた戦争ドラマ。1941年、上海。イギリス租界で生まれ育った少年ジムは、日本軍の零戦パイロットに憧れていた。ある日、日本軍が街に侵攻し、混乱の中でジムは両親とはぐれてしまう。飢えに苦しんでいるところをアメリカ人のベイシーとフランクに救われたものの、やがて日本軍に捕らえられ捕虜収容所へ送られることに。過酷な環境の中で、たくましく成長していくジムだったが……。主演のクリスチャン・ベールはオーディションで約4000人の中から選ばれ、本作で映画デビューを果たした。日本からは伊武雅刀、片岡孝太郎、ガッツ石松らが参加。

1987年製作/151分/アメリカ
原題または英題:Empire of the Sun
配給:ワーナー映画
劇場公開日:1988年4月29日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第60回 アカデミー賞(1988年)

ノミネート

撮影賞 アレン・ダビュー
編集賞 マイケル・カーン
作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
衣装デザイン賞 ボブ・リングウッド
美術賞  
音響賞  

第45回 ゴールデングローブ賞(1988年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
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映画レビュー

2.0無邪気な子供が主人公

2023年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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はむちん2

3.5子供にとってはワンダーランドかも

2023年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公の少年(クリスチャン・ベール)は上海生まれ、上海育ちのイギリス人、第二次世界大戦が始まり、租界も日本軍に占領される。 逃げる途中で両親とはぐれ、日本軍の収容所に連れて行かれる。 飛行機大好きの少年は、戦争さえもワンダーランドに見えて楽しそううだ。 欧米人のアジア人蔑視が少し感じられた。

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いやよセブン

5.0ボーイソプラノ

2023年3月28日
PCから投稿

スピルバーグでどれがいいと言えば個人的には一番がプライベートライアンで二番がこれ。世評とは異なるかもしれないが、じぶんの思い出としてこの二作品は大きい。 当時、若いわたしは太陽の帝国を見て凄く感動したのだが、世評はそれほどでもなかった。それはおそらく、大戦の映画で敵がわれわれだったからだ。横暴な日本軍にさんざん虐げられる映画であり、日本人としては無邪気に賞賛できる映画ではなかった。 ただし日本人の順路というかパターンというか経由地として中高生時代は自虐史観に染まっていることがあるw。よって若いころはHarshに描かれる日本軍に抵抗が少なかった。だから太陽の帝国が好きになれたのかもしれない。 (日本軍は酷いことをした──という事実は映画で確認することじゃなくて、文献書物などから学ぶこと──という気がしている。そうしないとTheCoveや金陵十三釵や軍艦島や主戦場や東京2020オリンピックなどなどのプロパガンダを峻別できない。不確かかもしれない映画を見て憤慨するのはあほだ。) だいたいにおいてアメリカ映画を見ているときはアメリカ側に立脚しているもんだ。パール・ハーバー(2001)を見ているときだってそうだったんだから世話ねえや。 この太陽の帝国でも、多動で情緒不安定だがドラマチックでシュッとしてて気丈夫で蛮勇な少年時代のクリスチャンベールに対峙する日本人側はHarshな伊武雅刀とがさつなガッツ石松だったわけであり、こういう明瞭な二元を見せられながら日本人は史観を形成していって・・・いいわけがない。 映画は娯楽、主義主張の根拠にしてはいけません。という話。 ── 当時マルコビッチは絶賛売り出し中の演技派で、著名監督がこぞって彼を起用していたうちのひとつが太陽の帝国だった。 好きなシーンがあって軍曹役ガッツ石松がトラックで移送する捕虜を選ぶのだが、その選定方法が面がまえ。 ぐいっと見て目が泳いでないやつを選ぶんだ。 そのときマルコビッチがブリキの椀をくるくる回しながらぐいっと見据えるとあっさり選ばれる。 ただそれは個人的によく覚えているだけでなんでもないシーンのひとつだった。 映画は長尺をものともしない演出でもっていく。 前段でもぬけのからになった上海の屋敷で下女がクリスチャンベール少年に容赦のないビンタをくらわして家財を盗っていくシーンが身分の崩壊を浮かび上がらせ、リアルだった。 が、少年はすさまじい生命力で捕虜生活を生き延びる。 映画の白眉は、空爆のさなか楼閣上で少年が興奮し、医師役に「君は考えすぎる、考えすぎるのはやめろ」と叱咤される場面だと思う。当時を思い出しても、その場面で突如ガシッと掴まれたような緊迫を覚えた。多感な少年に苛酷すぎる負荷がかかる映画だった。 スペクタクルとアドベンチャーと詩趣と、収奪された高価な調度が集まった競技場。信じられないほど潤沢な予算で描かれていた。 冒頭からかかるボーイソプラノのソロ・合唱曲「Suo Gan」が好きでサントラを買った記憶がある。きっとご同意いただけると思うが、いつでもやすやすとあの美しい旋律を思い出せる。

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津次郎

3.0小さいクリスチャンベール

2022年8月22日
Androidアプリから投稿

クリスチャンベールのデビュー作? 子役時代はどんなんだったかと それだけが気になって鑑賞 見た目も演技も今のクリスチャンベールそのまんま 子供の頃から天才なんだなと 小さいクリスチャンベールには★×5 映画の内容は…うーん なので-★×2

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みーな