底抜け大学教授

劇場公開日:

解説

ジェリー・ルイス28本目の作品で、ディーン・マーチンとのコンビを解消してからは12本目の作品である。「便利屋小僧」についでジェリー・ルイスが書きおろしたストーリーを、ルイスとビル・リッチモンドが脚色ルイスが監督に当っている。撮影は「便利屋小僧」のW・ウォーレス・ケリー。音楽はウォルター・シャーフ。出演者は「ガール!ガール!ガール!」のステラ・スティーヴンス、「底抜けもててもてて」のキャスリーン・フリーマンなど。製作はアーネスト・D・グラックスマン。

1963年製作/アメリカ
原題:The Nutty Professor
配給:パラマウント
劇場公開日:1963年7月25日

ストーリー

ケルプ教授(ジェリー・ルイス)は化学の虫で、頭は強いが腕力はからっきし。あんまり学生にナメられるのを気の毒に思った女子学生のステラ(ステラ・スティーヴンス)の勧めでボディ・ビルを始めるが、効果はサッパリだ。そこで今度は生物学教室の文献をあさり、あるクスリを発明して飲んでみると、たちまちたくましい男に変容する。学生集会所へ出かけても誰も教授とは気がつかず、ワーシェフスキーら蹴球の猛者連中を尻目にかけて、ステラとダンスに興じた。たちまちケルプは“バディ・ラブ”と呼ばれて、学生連中のリーダーとなる。だが、このクスリの効目がきれると、たちまちもとの弱虫教授に逆戻りするから油断できぬ。かくて昼はケルプ教授、夜はバディ・ラブという生活が続く。ステラは教授に同情をよせつつ、バディ・ラブにも妙に心をひかれる。大学名物のダンス・パーティ・バディ・ラブとしてバンドの指揮をとり、拍手喝采を浴びたのはよかったが、突然、“教授”が戻ってきた。もう言い逃れはできず。ケルプはステラに事実を打ち明けた。「教授になるかバディ・ラブになるかを自分で決めるのよ」とステラは言ったが、彼女の希望が、彼の教え子として学問をすること、そして彼の妻になること、と分かれば、それで万事は解決した。ところで、久しぶりにケルプの両親が大学へ訪ねてきた時、昔と正反対に父が威張って、母がいうなりになっていた。ケルプが、そのクスリをひそかに両親に送っていたのである。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0コントの総本山

2023年5月14日
PCから投稿

ドリフも多大な影響を受けたそうですが、確かにギャグの傾向や間の取り方がマンマです。ちょっとシニカルなところはひょうきん族的。

最早、日本人でこの作品を覚えている人は殆どいないでしょうが、アメリカではドタバタコメディのスーパーアイコンです。

セリフ重視のコメディはネイティブじゃないとわかりませんが、この作品はアクションコント中心なので、日本人でもよくわかります。
ただ、わかっても笑えるかどうかは笑いの好みの問題でしょう。日本人には合わないっていう人多いけど、エノケンとか吉本新喜劇とかもこんなカンジですよ。

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越後屋

0.5リアクション芸人の走りだ

2022年11月24日
スマートフォンから投稿
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マサシ

1.5面白くないアメリカンジョーク

2022年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジェリールイス扮するジュリアスケルプ教授が授業で爆発事故を起こした。学長室に呼ばれ危険人物扱いされた。アメリカンジョークなのかもしれないが、しゃべり方も変だし全然受けないし全然気に入らなかったな。こんな教授の授業は絶対取らないだろうね。

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重

4.0底抜け

2022年3月6日
iPhoneアプリから投稿

ストーリーは意味不明でしたが時々クスッと笑える場面があり楽しめました。

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alextm
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