ジャンピン・ジャック・フラッシュ

劇場公開日:

解説

コンピューター・オペレーターがスパイ騒動に巻きこまれるというコメディ・スリラー。製作は「コマンドー」のローレンス・ゴードンとジョエル・シルヴァー。監督は女優から転向してこれが1作目になるぺニー・マーシャル。デイヴィッド・H・フランゾーニの原案を彼とJ・W・メルヴィル、パトリシア・アーヴィング、クリストファー・トンプソンが脚色。撮影はマシュー・F・レオネッティ、音楽はトーマス・ニューマンが担当。出演はウーピ・ゴールドバーグ、スティーブン・コリンズほか。

1986年製作/100分/アメリカ
原題:Jumpin' Jack Flash
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1987年5月30日

ストーリー

テリー(ウーピ・ゴールドバーグ)は銀行でコンピュータを操作している平凡な0Lだが、世界各国とのコンピュータ通信のあい間に料理のやり方やセックス相談までして、上司のページ(ピーター・マイケル・ゴーツ)から厳しく注意される。しかし、彼女にはまるで反省の色がない。ある夜、コンピュータにジャンピン・ジャック・フラッシュというコード・ネームの男からの通信が入った。ローリング・ストーンズの同名曲にキー・ワードが入っているというので、テリーは何度も聞いてキー・ワードをつきとめた。翌晩、ジャックと通信し、彼に頼まれた通り英国領事館に行き代理大使のジェレミー・タルボット(ジョン・ウッド)に「犬が吠えてる、傘がないと飛べない」という暗号を伝えるが、相手にされない。次にジャックのアパートに行って、底に人名がかかれたフライパンを発見。外為課にマーティ(スティーブン・コリンズ)と名乗る男が転勤してきた。テリーはジャックが英情報部員で、東欧圏にとじこめられ脱出できないことを知った。フライパンに書かれていたヴァン・ミーター(ジェローン・クラブ)に波止場で会うが、狙撃されて彼は殺される。彼の葬儀でフライパンの底に書かれていたもう1人のリンカーン(ロスコー・リー・ブラウン)を見かけた。テリーは英領事館のパーティに忍び込み、コンピュータから脱出を手助けする人物名を探し出そうとする。翌日、彼女は誘拐されて地下室に閉じこめられる。黒幕はタルボットだった。からくも脱出。銀行のコンピュータ室にタルボット一味が侵入し、銃撃戦になるが、マーティが彼らを倒した。マーティとリンカーンはCIAの情報部員だった。その後、テリーは無事脱出してきたジャックと会うことができた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0一般市民がイギリスとソ連のスパイ戦に巻き込まれるという話

2019年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 「モスクワ・バイス」とかなんとか収容所とか、ソ連のテレビ番組が映ってしまう職場。ウーピーはこの時代にしてはチャットをやっているほど最先端を行っていた。そこへ外部からのメッセージ、コードネームはジャンピング・ジャック・フラッシュというファンキーな名前についノリノリになってしまった。

 「Mick,Mic,speak English」などと曲を聴いて歌詞の謎を解明しようとしていたウーピー。パスワードがなかなかわからない。ようやく発見した「Bフラット」というキーワード。交信するとイギリス領事館へ行けと命令される・・・

 前半のスリリングな展開とウーピーのポップさ下品さが面白かっただけに、後半になってドタバタ気味のところと予定調和がとても残念。最後にはジャックという王子様が現れて・・・なんてウーピーには似合わない!

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kossy
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