ジャック・サマースビー

劇場公開日:

解説

南北戦争終結直後のアメリカ南部を舞台に、別人のようになって帰還した若き農場経営者の謎と、周囲の人々との交流を描く人間ドラマ。監督はイギリス出身で「ラジオタウンで恋をして」のジョン・アミエル、製作は「プリティ・ウーマン」のコンビである、「沈黙の戦艦」のアーノン・ミルチャンとスティーヴン・ルーサー。エグゼクティヴ・プロデューサーは主演を兼ねる「愛という名の疑惑」のリチャード・ギアとマギー・ワイルド。「スター・トレックVI 未知の世界」の監督ニコラス・メイヤーとアンソニー・シェーファーの原案をもとに、メイヤーとサラ・ケルノチャンが脚本を執筆。撮影は「子熊物語」のフィリップ・ルースロ。音楽は「バットマン リターンズ」のダニー・エルフマンが担当。主演はギアと「羊たちの沈黙」のジョディ・フォスター。ほかに「プリティ・リーグ」のビル・プルマン、「スニーカーズ」のジェームズ・アール・ジョーンズらが共演。

1993年製作/アメリカ
原題:Sommersby
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1993年6月12日

ストーリー

1860年代後半のアメリカ南部、テネシー州ヴァイン・ビル。この地の農園経営者であるジャック・サマースビー(リチャード・ギア)が、南北戦争のためにこの村を出てから6年ぶりで帰って来た。終戦後2年が過ぎ、戦死したと思っていた村人たちや彼の妻ローレル(ジョディ・フォスター)は驚きと困惑を隠せない。かつて冷酷な性格で、人々から憎まれていたサマースビーだったが、帰って来た彼はまるで別人のようだった。自分の領土を共同農園として提供し、このやせた土地に合うタバコの栽培をし、人々と利益を分け合う計画を熱心に推進し、妻ローレルを深く愛した。タバコ栽培は成功し、サマースビーは村人たちの尊敬を集めるが、彼の留守中ローレルと恋仲だったオーリン・ミーチャムは、そんな彼の豹変ぶりを疑いの目で見ていた。そんな時、見知らぬ男たちが村にやって来てサマースビーと争うのを偶然目撃したオーリンは、サマースビーが本物ではないことを確信した。そしてある日、警察がやって来て、サマースビーが殺人容疑で逮捕された。戦前、ポーカー賭博のトラブルで、大勢の前でひとりの男を殺したというのだ。裁判ではローレルの「この人はサマースビー本人ではない」という証言が波紋を呼び、彼の正体の真偽に的が絞られた。しかしジャック自身は、潔く本人であることを宣誓する。なぜ本物ではないと思うのかというサマースビー自身からの問いかけに、ローレルは、「夫のことはこれほど愛せなかったから」と答えた。判決で死刑が決まったジャックの牢屋を、ローレルが訪ねる。ジャックは唐突に戦時中に知り合った男のことを話し始める。その男こそジャックの本来の姿だった。刑場に連行されるジャックを追うローレル。そして見守る人々をかき分け、最前列で永遠の愛を誓い、最後を見届けた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0理解出来ない

2024年1月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

映像は美しいし、途中まで良かったが、終盤で何故そこまで拘るのか理解出来ない…後味が悪い。

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Amadeo

3.5ずっと見ていたいジョディフォスター

2023年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

リチャードギア扮する南軍兵士ジャックサマースビーが北軍の手から逃れて帰ってきたと大騒ぎ。ジョディフォスター扮する妻のローレルも息子と出迎えた。

久しぶりに観たジョディフォスターはやっぱり素敵だね。落ち着いた美人女優さんだ。髭なんか剃ってもらってさ。ジャックが言う様にずっと見ていたいね。

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重

4.0切ない心

2023年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

フランス映画のアメリカ版リメイク作品

物語は

南北戦争が終わり
6年ぶりに帰郷した夫

ジャック・サマースビー
(リチャード・ギア)

夫が、戦死したと思っていた妻
ローレル(ジョデイ・フォスター)は
ジャックが、別人だと疑いを持つが
自分や子供に優しい
ジャックに戸惑いながらも
惹かれてゆく。

農園主であるジャックは、
村人達の暮らしを少しでも
豊かにしようと荒れた農地を耕し
農園を開放して
出資する全ての者に
チャンスを与える

村人達の残された家宝を集め
タバコの種を買付け、
皆から尊敬をされるが

ジャックが戦地にいる間
ローレルは、近くにいてくれた
オーリン(ビル・プルマン)と
付き合っていた。
別れを告げられた
オーリンは、ジャックへの嫉妬
疑いが、日を増す毎に大きくなる

ある日、ジャックを訪ねて来た
ならず者達の話を聞き
偽者だと確信を得る。

ローレルに、その事を問いただすが
帰郷したジャックとの子を
身ごもっていたし
今のジャックとの未来に希望を
持っているローレルには届かない。

ローレルはジャックに
真実を話して欲しいと頼むが
その夜、布袋を被った怪しい集団に
襲われるジャック。

そんな中
殺人容疑で、ジャックが捕まり
裁判になるが・・・・

帰還兵ジャックを演じた
リチャード・ギアの
つぶらな瞳の演技がステキ

自ら製作総指揮も務めただけあり
特に、法廷のシーンは感動的です。

妻役のジョディ・フォスターの
美しさも格別で
時代を感じる衣裳姿もGood。

ギアとジョディの
法廷での迫真の演技は圧巻でした。

疑問も多く残りますが
ローレルとジャックの
心の葛藤が、見事に表現されています。

ラストの切なさに涙です。

コメントする 7件)
共感した! 3件)
LaLa

ジョディーフォスター若くていい。 殴り合いの部分がガチなのが何だか...

2021年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジョディーフォスター若くていい。
殴り合いの部分がガチなのが何だかなと思った。

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khapphom
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