「一発で仕留めるベシ！！」ジャッカルの日　万年 東一さんの映画レビュー（感想・評価）

アクションやサスペンスといった娯楽要素など危機迫る攻防戦が繰り広げられる演出は無いに等しく、狙う側と追う側を淡々と描く過程でジャッカルに起きるトラブルを回避しながら暗殺遂行までの長い道のり。

用意周到に変装の達人へと気付いたら逃亡犯から殺人まで起こす劇中、余計が付き纏う中で殺し屋として暗殺の腕前がどんなものかと致命的ミス、女性スパイの地味な活躍、さすがにモンペリエ夫人は気の毒で可哀想。

政府や警察側から残党含めたジャッカル、登場する皆が感情を表にすることはなく淡白な印象を持ちながら、話の展開に飽きも来ず最後までオチを気にしながら観る側が勝手にスリルを味わう感覚！？