シティ・スリッカーズ

劇場公開日:

解説

ニューヨークに住む3人の中年男チームが、コロラド州でカウボーイ体験ツアーを通して新しい自分を発見していく過程を描く人間ドラマ。監督は「トレマーズ」のロン・アンダーウッドで、これが第2作。製作は「敵、ある愛の物語」のアービー・スミス、エグゼクティヴ・プロデューサーは主演も兼ねるビリー・クリスタル、脚本は「バックマン家の人々」のコンビ、ローウェル・ガンツとババルー・マンデル、撮影は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のディーン・セムラー、音楽は「ミザリー」のマーク・シャイマンが担当。なお、老カウボーイを演じるジャック・パランスが、本年度アカデミー助演男優賞を受賞。

1991年製作/アメリカ
原題:City Slickers
配給:東宝東和
劇場公開日:1992年3月7日

ストーリー

ニューヨーク。仕事に意欲を失くしているミッチ(ビリー・クリスタル)は、仲間のフィル(ダニエル・スターン)とエド(ブルーノ・カービー)と一緒に、ニューメキシコで行われるカウボーイ体験ツアーへと出発する。フィルは妻に浮気がバレて家を追い出され、エドは美人モデルと結婚したばかりだが、子供を持つことに不安を抱えている。お互い悩みをかかえた3人は、現地で紅一点のボニー(ヘレン・スレイター)を含む計8人の素人カウボーイとともに、ニューメキシコからコロラドへ、250頭の牛を連れて大移動の旅に出発する。一行を率いるのは老カウボーイ、カーリー(ジャック・パランス)だ。ミッチとカーリーは、コーヒーマシンの騒音のせいで暴走した牛を追っているうちに、心を通わせるようになった。ミッチはカーリーの指導の下、産気づいた牛から子牛を産ませ、それにノーマンと名づけ、可愛がるようにもなった。だが、ミッチの心が晴れていくのとは反対に、カーリーは突然ポックリと死んでしまう。カーリーという柱を失った一行の秩序はガタガタに崩れ、カーリーの助手たちは酔っ払ってミッチたちを銃で脅し、ついに彼らは素人カウボーイたちを残して去ってしまう。旅を続けるのが危険と見たボニーたちは、仕方なく山を下りていく。残されたミッチ、フィル、エドの3人組。彼らは迷いに迷った末、牛を連れて3人で残りの旅を続けることに。ミッチは途中、雨でズブ濡れになりながら、急流に流されていく子牛のノーマンを守り抜く奮闘を見せた。ついに到達したコロラドの緑の牧場ではボニーたちを残りの素人ゲストが待っていた。3人の表情には真の笑顔が戻り、無事ニューヨークに戻る。ミッチは妻バーバラ(パトリシア・ウェティグ)と子供たちにノーマンを土産に持ち帰る。また、フィルはボニーとの新しい生活に入り、エドは妻との生活に自信をもってのぞめるようになった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第49回 ゴールデングローブ賞(1992年)

受賞

最優秀助演男優賞 ジャック・パランス

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ビリー・クリスタル
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映画レビュー

3.0現代版カウボーイ

2022年3月21日
PCから投稿

確かにオスカー助演取っただけあって圧巻の演技力。完全にこの映画を食いました。
全般的には、非常にアメリカ的であっけらかんとしたお話ですがまあ普通。
TVドラマでもいいけど、子牛がよかったので許すか。

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越後屋

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2020年7月11日
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鑑賞方法:DVD/BD
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