劇場公開日 2023年6月3日

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「名作に近い佳作」コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5名作に近い佳作

2023年11月4日
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鑑賞方法:映画館

名作に、なり損ねた佳作って感じで、惜しい…

前半あまり面白くなく、眠くなってウトウト…

『少年、機関車に乗る』も眠かった…この監督って眠くなるんだよな…と落ちゆく意識の中、

折り返し地点の40分ぐらいから普通に面白く、すっかり目が覚めました。

タジキスタンが見下ろせる丘からのロープウェイ、そのロープウェイから見えるタジキスタンの風景が美しく、

ロープウェイの中で愛を育んだり、とてもロマンチック、

ロープウェイでもニューヨークとかじゃなく、自然が豊かで素朴なタジキスタンってトコがポイントです。

映画史に残るような名シチュエーションでは。

女の人は好きだと思います(笑)

この監督の作風として、

内戦下でも、笑い、怒り、恋し、旅に出る、人々が登場し、ゆかいで切ない夢の様な物語。

が特徴みたいで、

この作品でも、難民や軍隊が出てきたり、夜空に花火の様に砲撃?が輝いたりしますが、

暗く深刻ぶらず、明るくユーモアを交えて、描いてます。

最後、終わり方も良かったです(笑)

RAIN DOG