劇場公開日 1972年4月22日

「監督は同じだが、『黄金の七人』とはまったく関係のないストーリー」黄金の七人 1+6 エロチカ大作戦 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0監督は同じだが、『黄金の七人』とはまったく関係のないストーリー

2021年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 異常持続勃起症・・・キンタ〇だけじゃなくて、イチモツもでかいらしい。医者が集まる学会でも見世物にされるミケーレ。

 エロチックコメディにしてはかなりテンポが遅く進行する。絶倫といえども、最初は執事としての成長期間。数か月間何もしてない。金持ち婦人のココ(ポデスタ)にしてもしばらくは誘惑しなかったが、よく我慢できたもんだ。ココの友人である奥方たちもなかなか手をださなかったのだ。一旦夫人と関係を持ってからは次々と女とやりまくる・・・

 縫製工場を経営するアルラ(コシナ)はなかなかいい女で、結婚しないがずっと恋人でいてほしいと頼むが、結局浮気がばれてヒモ生活はおしまい。ちょいと年増の侯爵夫人に求婚され、財産目当てで結婚を考えるが、ベッドインして彼女は腹上死。それがトラウマとなり、ココに再雇用されるが、役立たずになってしまったミケーレ。結局はシシリーの理髪師の娘と結婚をするという、なんともつまらないストーリー。

 それにしても、ココの旦那は最初ミケーレを殺そうとしてたのが、覗き見という趣味を持ってしまった。まぁ、このおっさんが一番面白かったな。

kossy