エイリアン2のレビュー・感想・評価
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イギリス映画誌【史上最高の続編映画】
イギリス映画誌で【史上最高の続編映画】に選ばれたキャメロン監督作。
ホラー要素強い前作から一転したSFアクション映画であり、
リドリースコットも
「一作目以外はエイリアンとして認めない。が、2は例外。エンターテイメントとして最高だ」
創造主も認める傑作!
(2011/10/2)
ハリウッド式エンターテインメントのお手本の様な作品。
凶暴な異星人との闘いを描く『エイリアン』シリーズの第2作。
ノストロモ号唯一の生存者リプリーは、脱出艇で宇宙を彷徨っていたところを救出されるが、ハイパースリープしている間に57年もの時間が経っていた。
エイリアンのトラウマに苦しんでいたリプリーは、自らの過去に決着をつけるため、エイリアンの調査に向かう海兵隊達と行動を共にする…。
監督は前作のリドリー・スコットから、『ターミネーター』や『ランボー/怒りの脱出』(脚本のみ)などで注目されていた、後のオスカー監督ジェームズ・キャメロンへと交代。脚本も担当している。
第59回 アカデミー賞において、視覚効果賞と音響編集賞の二冠を達成❗️
前作は密閉空間でエイリアンがジワジワと迫ってくる様なホラー的な要素が強い作品だったが、本作では作品の方向性が変更されており、よりアクション映画的な趣きが強くなっている。
今作において前作の主人公リプリーと共に闘うのは屈強な海兵隊の隊員たち。
軽口を言い合い「HAHAHA!」と笑い合う様な、現代から見ると少々テンプレート的なキャラクターとして描かれている。
彼らの装備はカッコ良いのだが、各キャラクターの個性がイマイチ立っていない様に感じる。
短髪の女兵士とアンドロイド以外正直区別がつかなかった。
エイリアンが登場してからは正にジェットコースターの様な手に汗握る展開が続き、かなり興奮したのだが、エイリアンとエンカウントするまでは正直かなり退屈。
エイリアンが海兵隊員たちを蹂躙していくという展開は分かっているのだから、もっと早くアクションに移行すれば良いのに。
前半は睡魔と戦いながら鑑賞していました。
映像やエイリアンの造形は前作から大幅に成長。30年以上前の作品とは思えない迫力とリアリティがあります。
また、ホラー要素が薄くなったとはいえ、やはり突如襲いくるエイリアンにはかなりドキッとさせられます。
ジェームズ・キャメロンらしい王道のエンターテインメント作品に仕上がっており、今に至るまで語り継がれているのも納得。
ただ、個人的には『1』の方が綺麗に纏まっており個々のキャラクターが立っている様に感じました。
『1』派か『2』派かで答えるなら、自分は『1』派です😅
今度は戦争だ!
キャッチコピーからもエイリアンとの真っ向勝負を想像させられた私の期待に十二分に答えてくれた本作品。
前作『エイリアン』の予告編をテレビで見てからあまりの怖さに観るのを避けていた。ところがうっかり地上波で『エイリアン』を見てしまい、あの恐ろしさの虜に(笑)
公開当時は気負い込んで少ないバイト代を握って映画館に何回も『エイリアン2』を観に行ったのが懐かしい。サウンドトラックまで買って聴いていたので未だに地上波テレビのBGMに流れていると「エイリアンだなぁ…」と思うほどに一時エイリアンに毒されていた。
改めて観ると第2作目としてオーソドックスな作りで、未だにショックから立ち直れない浦島太郎なリプリーの復活物語。
旅のお供にハイパーダイン社製のアンドロイドのビショップやショットガンを愛用するヒックスなど顔ぶれだけでもニヤリとしてしまう。キャメロンだけに『ターミネーター』の出演者多いなぁ(笑)
更にスマートガンの射手バスケスやドレイクたちの荒々しさには憧れすら感じる(笑)
バスケス役のJ・ゴールドスタインは『ターミネーター2』にも出演してたし(笑)
作中で不馴れな指揮官ゴーマンの判断ミスでエポーン軍曹たちが非業の最期を遂げるエイリアン奇襲シーンは最新兵器をもってしても容易でない怪物を印象付けてくれる。
勿論、卵もフェイスハガーもちゃんと出てくるし、エイリアン本来の生理的な嫌悪感も伝えてくれる。
ラストはクイーンまで登場し、エイリアンクイーンと母親(擬似的なニュートの母)対決まで発展、当時の私の中ではアクションホラー作品としてこれ以上の作品はないと思ったほど。
映像的なアラは最近の作品と比べると厳しいが、内容は劣らないので、観てない人は観てください。
1作目と2作目、甲乙つけがたい。
1作目が良かっただけに難しかったと思うけど、流石はJ・キャメロン!!
それぞれ違う面白さがある。個人的には1作目より好き。
エイリアンが出てくるまで結構長いけど、そのタメが後半一気に解消される感じ。ただ最後のロボットが出でくる所で緊張感が緩んでしまう。
その後のプレデターとの対決はさておき、リプリーのシリーズはここで止めて欲しかったね。
やっぱり観た後、ヨーグルトや牛乳飲むときに口から出してビショップの真似せんかった!?
腹部からエイリアンが産まれてくる悪夢を見続けるリプリー。トラウマ...
腹部からエイリアンが産まれてくる悪夢を見続けるリプリー。トラウマを克服するため、エイリアンを殺すために再度宇宙船に乗り込んだのだ。今回は海兵隊の精鋭ばかりの乗員になっていて、アメリカの侵略戦争を想像させる。会社の人間として乗り込んだバーク(ポール・ライザー)も生物兵器として利用しようという企みを持っていて、SF戦争アクションという内容となっている。
アンドロイドの存在、唯一の生存者の少女といったサイドストーリーで飽きさせない手腕は見事。人形が水の中に沈んでいくとき、目を閉じるという細かい演出もあった。そしてエイリアン・クイーンの登場と、前作にもあったカウントダウン・エスケープ。終盤は恐怖と緊張の連続だ。
アンドロイドのビショップ(ランス・ヘンリクセン)は『エイリアンvsプレデター』にも登場だ!
こっち派もアリです
1の銀色のホラーテイストと違って
こっちはゴリゴリの筋肉映画。
バカバカしく楽しませてくれるので
こっちはこっちで大アリですね。
エイリアンは非常に懐が広いのだと思い知らされます。
ただ、この2作目の方向転換がなければ
エイリアンが不朽の名作になる事は無かったかも知れないと考えればジェームズキャメロンは
やはり天才なんでしょう!
シリーズでいちばん長いけどいちばん印象薄くて、ラストのリプリー反撃...
シリーズでいちばん長いけどいちばん印象薄くて、ラストのリプリー反撃のみ記憶に残ってた。
改めて観るとよくできてるんだな。でもやっぱり印象薄いな…。
57年も経っちゃってたのかー。リプリー哀れ。
VHSテープにて観賞
これはジェイムズ・キャメロン作品史上でも欠点のない傑作。
完全版を見ればもっと色々腑に落ちて傑作度が増す。
本作のテーマである母性愛は言うまでもなく強く心に響く(シガーニー・ウィーヴァー最高)が、脇役もそれぞれ熱い。
リプリーに呑まれたがヒーロー然としたマイケル・ビーンのヒックス、元祖女ソルジャーのヴァスケス、絶叫連射が最高なハドソン(R.I.P ビル・パクストン)、人情派アンドロイドのビショップ、いざという時は男ゴーマン中尉……素晴らしいチーム。
エイリアン群と海兵隊のとの壮絶な戦いは、その後のシリーズにおいても超えるものが無い。
ジェイムズ・ホーナーの劇伴力も素晴らしい。彼の最高傑作でしょう。
クイーン爆誕
激闘の末、命からがらにエイリアンの魔の手から逃げ出したエレンリプリー。漂流を続けていた宇宙船を回収され目を覚めると57年もの歳月が経過し、かつてエイリアンが蔓延っていたあの惑星には入植者が暮らしているという。
その入植者たちからの連絡が途絶えた為、再びエイリアンの惑星へと向かうことになったリプリーのリベンジ戦を描いた作品。
リドリースコットからジェームズキャメロンにバトンタッチされた2作目。
ある時期の映画雑誌の特集にて組まれた史上最高の続編映画ランキングにおいて堂々の1位を飾るなど高い人気を博したらしい。
もちろんいろんなSFホラーに影響を与えたことは承知しているが当時見てなかったこともあってか何故そこまで高評価なのか正直わからない笑。
ただ前作が突然現れたエイリアンに対してひたすら逃げの姿勢だったリプリーがエイリアンに襲われたトラウマにうなされながらも入植者の人々やニュートを救うために立ち上がるヒーロー然とした姿はカッコいいと思った。
女性ヒーローの先駆け的存在という評価が多かったがまさにその通りな姿を見せてくれた。
また前作は1体のエイリアンに大苦戦していたのに対して今回は成体状態のゼノモーフが軽く50体くらい一気に押し寄せて来て絶望感が前作の比じゃなかった笑。
ラストには諸悪の根源であるエイリアンクイーンが大量にフェイスハガーの卵を生み出している超ショッキング映像な巣に迷い込む。
その巣にて銃を乱射され火炎放射器で燃やし尽くされ怒り狂ったクイーンとリプリーラストのガチンコ対決も見応えと突っ込みどころが満載だ。
あのパワードスーツは逆に機動性が無くなって戦いづらいのでは笑。と思うがまあ盛り上げ方は充分なのとラストのリプリーとニュートの関係性が美しくてとても良かった。
前作との対比を考えると確かに最高の続編と言われる所以もなんとなくわかるかもしれない。
正直ラストをもっとラスト!っぽくしておけば微妙な続編2本が生み出されることはなかったのではないかと思う笑。
ジェームズ・キャメロン恐るべし
監督がジェームズ・キャメロンに代わった2作目。
SFホラーだった1作目を見事に緊迫のサバイバルアクションに昇華させたジェームズ・キャメロンの手腕には驚かされる。
どう考えても絶望的な状況の連続を次々と突破していく展開は、見事と言う他にない(^^)b
シリーズ最高傑作と言われるのも、納得の内容である(^^)b
それにしても、あれだけ撃ちまくってるのに返り血(強酸性の血液)を浴びないのはちょっと無理があるような(^_^;)
2作目ではターミネーター2と並んで最高傑作
視聴:100回は観てない
推薦:観てないなら観ろ
感想:いったい何回みたか。傑作中の傑作です。エイリアン1、2はセットで見てほしい。シリーズものとして出来は最高です。リプリーほど強い女性像は他には出てこないです。こてんぱんにやられて、まだかまだかと疲弊するほどエイリアンが出てきますし、最後もまだあるんかーいって毎回きれいに突っ込まさせていただいてます。ガジェットもいちいちカッコよかったですし、海兵隊一人一人がキャラ立ちしてます。今見ても全く色褪せないこの世界観は大事にこれからも見させていただきます。
エイリアンと遭遇するまでは非常に冗長で退屈
前作同様、 エイリアンと戦うホラー映画です。 前作同様、 エイリアンと遭遇するまでは非常に冗長で退屈です。 特に序盤は [夢なのか現実なのか不明な変な状態] が継続していて意味不明です。 エイリアンと遭遇してからは、 非常に面白い内容で興奮しました。 序盤のせいで、 この映画の評価を下げざるをえないことを残念におもいます。
超ド級のエンタメ作品
映画が始まってもなかなか‘奴ら’は出てこない!
前作を知っている人は[あの恐怖]を知っているだけに緊張感が漲る場面の連続と、本物の恐怖を知らずにいる屈強だがいずれはやられるであろう脳天気な海兵隊員達に思わず自分の姿を投影させられてしまう程の見事な作りに唸る。
そしてついに‘奴ら’は表れ唯一恐怖を知る[母親リプリー]と[マザーエイリアン]との母親対決が始まるのだった。
この時に小首を傾げ【ふん、そんなもんなの!!】と言いたげな表情を見せるシガニイー・ウィーバー、このシーンは歴史に残る名場面ではないかと思っている。
そしてこの腐れ縁は永久に続く。
映像は相変わらずしかしやりすぎたかな
地球に戻ってくるが唯一エイリアン経験者なので乗せられてしまう。優秀な部隊が共に同行したが生存者は女と子供のみだった。前作でやっと一体やっつけたと思ったのに、今作ではたくさんのエイリアンが倒される。エイリアンと人一人が同じ強さじゃね?って思ってしまった。
しかも最後のエイリアンに引っ張られるシーン主人公根性ありすぎだろ。普通腕取れる。
しかし映像の凄まじさは相変わらずでありロボット真っ二つになるところはおおーって思った。
クイーン、万歳!
クイーンの生き生きとしているところ。のちに「4」「エイリアンVSプレデター」にも出てくるがどちらもCGでの登場。デザインも違う。しかも出番もわずかですぐ死ぬとひどい扱いを受けている。ニュートを抱えながら振り向いて対峙するシーンから1を踏襲した吹き飛ばすラストシーンまで実によく働いている(笑)やっぱり生身の体があるのは違う。このクイーンに魅せられて何度見たことか。でも今年の特別公開は遠くて行ってない。どこか近くの劇場でもう一度公開してください。お願いします。(DVDの方でお願いします。ブルーレイだと細かいところが修正されて本来の作品ではなくなっているので)
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