エイリアン2のレビュー・感想・評価
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感想メモ
面白かった!前作よりも好き
コールドスリープから目覚めると50年ぐらい経っていた、嫌だね
ナイフで指の間を刺す度胸試しの名前はファイブ・フィンガー・フィレットと言うらしい、怯えている顔が面白い
ランボーみたいな女の人が出てくる
ラストのシーンがすごく印象的で良い!急に音楽が止まって、辺りを見回すと卵がいっぱい…
女王エイリアン、尻尾などを使った攻撃が上手、見応えあり
前作からアンドロイドには何してもいいと思ってるのか!破壊の仕方が爽快だよね、上下まっぷたつ
やっぱり体液が酸性なのがいやらしいよなー、接近戦で銃が使えないもん
エイリアンがいっぱい出てくる所と、探知機での恐怖の演出の仕方が好き
エイリアンの造形と動きがリアル且つ猛烈に気色悪く、それと闘うヒロインのシガニー・ウィーバーが逞しくてカッコ良かった
ジェームズ・キャメロン原案・ 脚本・監督による1986年製作(136分)のアメリカ映画
原題:Aliens、配給:20世紀フォックス映画、劇場公開日:1986年8月30日
エイリアンと言えば、リドリー・スコット監督のイメージだったが、見ていなかった第2作はキャメロン監督作だったとは。恥ずかしながら知らなかった。
38年も前の映画だが、今見ても重火器によるエイリアンとの死闘は大迫力で、闘うヒロインのエレン・リプリー(シガニー・ウィーバー)が逞しくてカッコ良かった。そしてエイリアンの造形及び動きが、リアル且つ猛烈に気色悪いのにも、感心させられた。
ストーリーもよく練られていた。当初、軍人たちに見くびられていたレプリーが火器の手慣れた扱いや知識と知性、更に強靭な精神力で、どんどんと信頼を得てリーダーシップを発揮していく展開が心地良い。エイリアンにやられ尽くされた基地で唯一人生き残っていた少女ニュート(キャリー・ヘン、好演だったが女優にならず教師になったらしい)と、擬似母娘的関係性を構築する展開も上手い。
最後はエイリアン道連れで自爆死してしまうが、筋肉モリモリの女性兵士(ジェネット・ゴールドスタイン)の勇気溢れた率先的行動も、見ものであった。そして、運転や医療担当アンドロイド(ランス・ヘンリクセン)が最後、体をバラバラにされながらも、リプリーを助ける映像も、実にリアルでビックリさせられた。
とは言え、前作から57年後設定なのに、武器(スマートガン、ライフル、火炎放射器等)や装置(動体探知機、荷物を運びパワーローダー等)がそれ程、進歩している様には見えないのは、少々残念ではあった。
最後の方は、連れ去られてしまった少女を救うために獅子奮迅の活躍をするリプリーに、胸熱。そして、しぶとく宇宙船に入り込んだ女王エイリアンも死闘の末に宇宙に放り出し、二人は地球を目指して、ハッピーエンド。本当に良かったと思ったが、最後の最後にエイリアンによる様な異音が聞こえて、物語は終わる。この時に既に、6年後に公開されるエイリアン3の構想があったのだろうか?
監督ジェームズ・キャメロン、製作ゲイル・アン・ハード、製作総指揮ゴードン・キャロル 、デビッド・ガイラー、キャラクター創造ダン・オバノン 、ロナルド・シャセット、原案
ジェームズ・キャメロン 、デビッド・ガイラー 、ウォルター・ヒル、脚本ジェームズ・キャメロン、音楽ジェームズ・ホーナー、特撮スタン・ウィンストン。
出演
シガニー・ウィーバー、マイケル・ビーン、ポール・ライザー、ランス・ヘンリクセン、シンシア・デイル・スコット、ビル・パクストン、ウィリアム・ホープ、アル・マシューズ、リッコ・ロス、キャリー・ヘン、ジャネット・ゴールドスタイン。
満足度高し。
プロメテウス→エイリアン2という謎の順番で鑑賞。
ハラハラドキドキ!
終盤女王と対峙した時、敵側が退いたのでこちらもそのまま退くのかと思いきや、盛大に卵を燃やしまくっていて良かった。
前作とガラリと変えてきたのが良い。
こんな続編ばっかりだったらシリーズもの大歓迎なんだけど。前作とは別のタイプの話(「今度は戦争だ!」)でありながら、めちゃめちゃ面白いって何なの?!
リプリーが単なる獲物から、肝っ玉母ちゃんにメタモルフォーゼする話。もう神に助けを求めたりしない。会社の連中には任せておけない。自分の生きる道は自分で切り開く!
クライマックスは母親同士のガチンコバトルで、しかもモビルスーツ的なやつで格闘戦とか、やっぱりキャメロンは強いひとが好きなのかね。
いつかスクリーンで観たい。
力強く説得力のある女の戦い
女性が主役のアクション映画が増えてきた昨今、未だにこの映画を超えるものは見たことがない。
蚊みたいな手足をした女がわざわざ倒れてくれる屈強な男達相手に適当に殺陣をして調子に乗る、そんな映画に今いちピンと来ない(ジーナカラーノやロンダラウジーは別として)。
本作のリプリーは過去のトラウマから鬱々としているものの少女出会う事で覚醒、もともと不本意で巻き込まれる形だったエイリアンクイーン(こちらもまた母である)率いる怪物軍団とのコズミックバトルに自ら挑む事になる。
赤の他人である少女のためさながら母のように戦いを挑むリプリーの女性像はなんと説得力のある事か。また、同じく母であるエイリアンクイーンとのラストバトルでは女対女のガチンコの対決が描かれおり、殺陣自体は時代を感じるものの妙な迫力と凄みを感じ、今だに見応えがある。
私は別に子供を産んでいる女性は素晴らしいとかそういう古臭く息が詰まる話をしたいのではない。
誰かや何かを慈しむ、その力を私は女性性として捉えており、その力は女性男性問わずあらゆる人間に存在しているはずである。その割合は違えど。だってそういう思いやる力がないと社会成り立ってないだろ?現在がどうであれ。
その力を力強く描き切ったとして本作を評価したい。
前半にリプリーがローダーを操作できるっていう倉庫お手伝いシーンの伏...
前半にリプリーがローダーを操作できるっていう倉庫お手伝いシーンの伏線が、
最後、ニュートがクイーンに見つかてもうダメだ―「キャーーーッ!!」の悲鳴~の
シャッターがグゥーーーンと開いて黄色灯を点けローダーをまとって登場するリプリーがもう最高に堪らない。
放つセリフ「Get away from her you Bitch!!」も最高にキレッキレ。
惑星から脱出して安心しきったところで、ビショップが尻尾で貫かれ~引き裂かれの描写から、この展開で伏線が回収ってマジで最高過ぎ。
「静」から「動」へ
前作よりパワーアップして面白かった。戦争映画のように、やるかやられるかであり、緊迫感連続と大迫力の戦闘だった。結局ほとんどがエイリアンに殺されてしまうが、彼らの死はまさに戦死であり、殉職である。一作目が頭で戦い、二作目は体で戦う感じである。別の表現をすれば、一作目が「静」的であり、二作目は「動」的であるとも言える。
エイリアンシリーズに止まらすSF最高傑作。
エイリアンシリーズではこの二作品目が一番好きだ。
監督もジェームスキャメロンとなりSF大作となった。
謳い文句も「今度は戦争だ。!」も作品をよく表している。
救出部隊として宇宙海兵隊が登場するが未来の世界なのに海兵隊としてしっかり存続している所も面白い設定だ。
ヘルメットもスタンダードなM1.M2ヘルメットではなく耳かけが浅い形状(WW2イギリス空挺ヘルメットに似た形状)もカッコいい。
メカ類もMICV(装甲戦闘兵車)以外は素晴らしい仕上がりと思う。
特にクイーンと対決にリプリーが使用するパワーローダーは本当にありそうなメカだ。
また、動体探知機もリアルでいい緊張感をだしていると思う。
海兵隊員のマイケルビーンと重そうな分隊支援銃を持つガンナー黒人女性のジェニット・ゴールドスタインも印象深い。
ストーリーも飽きさせない展開で戦闘シーンも迫力があり、見所が沢山ある。
エイリアンも一作目ではただ殺戮を繰り返すだけの生き物だがこの二作目は人間をただ殺戮するだけでは無く幼体の繭にする設定になっておりハチの様な生態になっている事が明らかになる所も面白い。
そしてなんと言っても「エイリアンクイーン」が美しくカッコいい。!
(私はガレージキット定価1万4千円で購入し作成したがターミネーターの模型共々、幼少の子供(ヒデゴン)に破壊された。)
ラストのリプリーが乗るパワーローダーとの母親対決はSF映画の歴史に残る名シーンと思います。
会社の同僚とエイリアン1か2か?どちらかいいか討論になった事も懐かしく思い出される。
(友人、知人共に2の方が好きと言う人が多かった。)
今見ても色褪せないSF映画の名作であり大作である。
王道
娯楽映画の手本
SFとしても見応えたっぷり
過去のトラウマとの対峙→仲間との出合い→冒険→守るべきものとの出会い→裏切り→絶体絶命→協力者に見守られつつ愛する者のため孤独な戦い→勝利&問題解決→余韻
宇宙人ババンギャーみたいなのが嫌いな人ですらもそこそこ楽しめる映画。低評価しようが無い。
ホラー映画からアクション映画へ
1のほうがホラー要素が強く怖かったですが、2のほうはホラー要素よりもアクション要素が多く観ていてテンションがあがります。
好みは分かれると思いますが僕はアクション要素が多い2のほうが好きです。1では主人公ただひとりしか助からなかったのに対し、2は4人も助かったのも良かった。特に移住民の唯一の生き残りの少女が助かって良かったです。
かっこいいアネゴ祭り!!
エイリアン1作目はホラー、2作目は戦争映画とのことで、2の方が怖さが少なくて私的にはこっちの方が好き!
生き残った少女ニュートを必死で守るリプリー。
子供が絡んでくると、物語の緊張感が倍増しますね。
そして、バスケス上等兵!
めっちゃかっこいいんですけど!!
男顔負け!というか、男よりも男の中の男なバスケスねーさん!
親友ドレイクとのやりとりが好きなのに、エイリアンとの戦い開始早々ドレイク死んじゃうからすごく残念でした。
バスケスねーさんの死に際も最高に男前。
エイリアンの頭を足蹴に銃をぶっ放す姿にしびれました!
リプリーがパワードスーツで、マザーエイリアンに立ち向かう姿は、本当に勇敢でかっこいい。
ニュートは身を呈して自分を守ってくれるリプリーに、最後思わずママって言ってしまうほど。
ジェイムズキャメロンの映画って強い女の人わんさか出てくるよね。
とにかくシリーズ最高傑作と呼ばれるのも納得の傑作です。
今度は戦争だ…完璧な続編の見本!
エイリアン・シリーズ第2作。
Blu-rayで鑑賞(吹替)。
これまでは専らDVDで完全版ばかり観ていましたが、どちらも観られると云うことでブルーレイを購入し、初めてちゃんとした劇場公開版を鑑賞しました。「日曜洋画劇場」で放送されたズタズタにカットされたものしか知らなかったので…
完全版と違って展開が早いし、シュッとなっていました(完全版も長い割には冗長なところは皆無でしたが)。個人的にはセントリー銃を換気ダクトに設置してエイリアンの群れを追い払う件が無いのが不満でした。そこ追加シーンだったのか。
前作のホラー全開から一転、超弩級バトル・アクションに仕立て上げたジェームズ・キャメロン監督の手腕には恐れ入るばかり。ミリタリー・マニア魂が炸裂し銃火器をわんさかと使用しているので、火薬の量が前作の比じゃありません。
完全版のレビューにも書きましたが、やはり本作は「史上最高の続編」の称号に相応しい完成度だなと思いました。何度観ても面白いと云うのは、それこそ名作の証以外の何物でもないよなぁ、と…。いやはやあっぱれ、素晴らしい!
※修正(2022/08/13)
シリーズ最高傑作
エイリアンシリーズの最高傑作、久々に再鑑賞。
続編なのに凄すぎて一作目がプロローグに思えてしまう。1の原題が Alien、2がAliens、一匹でも怖いのに群れをなしたら・・。
全ての出来事がクライマックスに収れんしてゆく、「手伝おうか、私運搬ロボットの免許持ってるから」のなにげないセリフが伏線だったとは。種は違っても母性の闘い、光線銃やミサイルでなく肉弾戦は血が騒ぐ、一見普通のおばさんが見事に化ける面白さ、女王エイリアンの大きさも絶妙だ。SFマニアでなくとも単純明快に察しがつき、ハラハラ・ドキドキさせてくれるヒッチコックばりの展開はエンターテインメントのお手本でしょう。
SF戦闘映画となったエイリアン
前作とは全く異なりモンスター映画となったエイリアン。ジェームス・キャメロン演出によりエイリアンが波のように押し寄せる息をつかせない。自らを過信し、次々にやられて行く兵士達。エイリアンの宿主と成った入植者の数に絶望感が漂う中、一人気を吐くリプリー。パワーローダーとエイリアンクイーンとの闘いは、まさに人とエイリアンの生死を掛けた死闘を見事に表現していた。シリーズを通して、エイリアンを倒すのは宇宙空間に廃棄するしかないというのは一貫してる。
エイリアン軍団
当時、制作される続編映画はクソ作品ばかりという時代でしたが、この作品は数少ない例外作品です。前作のホラーからミリタリー映画にシフトチェンジして同じ土俵に乗らなかったのも成功した要因かなと思います。
前作とは一転してエイリアンが大量に現れます。エイリアンのデザインも凹凸ができて戦闘員っぽくなっており、クイーンも登場して、エイリアンの生態をより蟻に近い物として描いています。その為、変に空想的過ぎないのでリアルです。
人間側も登場人物は多いのですが序盤で一気に殺して数を減らしています。その事で生き残った人達が、ただの殺され要因に成っておらず、緊張感がその人が死ぬまで、若しくは生き延びるまで緊張感を持って観る事ができます。
乗り物や兵器も未来過ぎずカッコいい。ラストのパワーローダーでの闘いも素晴らしく、エイリアンを宇宙に放出する結末は、前作を踏襲しつつミリタリー映画らしく派手な物に成っていて感心しました。
アクションホラーとして素晴らしい
前作を繋げた流れから、今度は戦争だ!とキャッチコピーでエイリアンとの死闘を描く。
宇宙海兵隊の面子が濃くて、バスケスやドレークの強い信頼関係や強襲挺の操縦士フェッロなど最後まで銃を抜こうとしたりする描写は脇役にも目線をむけてしまう。
前作独りぼっち(ジョーンズと言う猫はいたが)だったリプリーはニュートと言う少女の存在で一気に戦う女性兵士になり、この後に強い女性ヒロインが増えたような気がする。
ヒロインが強くなったから当然エイリアンもパワーアップ(笑)
巨大なクイーンが登場するが、編集で隠せなかったのか?残念なシーンが何ヵ所もある。
ラストの身体が千切れたビショップがニュートを受け止めるシーンなどは何故なおしておかないのか?未だに疑問だ。完全版でもなおしてないのも疑問(笑)
ともあれ、アクションホラーとしてはヘタなCGホラーよりもよく出来ているのは間違いない。
ホラー好きで観てない方はどうぞ。
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