イタリアン・コネクション
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解説

警察を辞め、一匹狼になった男が巨大な犯罪組織に挑戦していく姿を描くハードボイルド映画。製作総指揮はカルロ・ポンティ、製作はルチアーノ・マルティーノ、監督はセルジオ・マルティーノ、脚本はエルネスト・ガスタルディ、撮影はジャンカルロ・フェランド、音楽はマウリツィオ・デ・アンジェリスが各々担当。出演はリュック・メレンダ、リチャード・コンテ、シルヴァーノ・トランキリなど。

ストーリー

終身刑を宣告された犯罪人がドイツへ護送される列車内で警官二人を射殺して逃亡した。だが、カネパロ(L・メランダ)という刑事に森の中に追いつめられた。カネパロは十二歳のとき何者かに父母を殺されて以来異常なまでに犯罪者を憎み、刑事になったのもそのためだった。彼は憎悪のあまり、丸腰の脱走犯を背後から射ち殺した。そのために世論の厳しい糾弾を浴び警察内部でも彼のいき過ぎを非難する空気は強く、地方へ更迭されることになった。カネパロはそんな警察にいや気がさし、辞表を叩きつけた。そんなとき、彼の親友である警部が街頭でマフィアに殺されるという事件が起きた。復讐を誓った彼は、組織に潜入する手段として街娼の情夫になることにした。なぜなら、売春組織はほとんどがマフィアの支配下に入っていたからだった。やがて、ビリヤードで大喧嘩したことがきっかけになって組織の運転手として雇われることになった。一味は銀行強盗を実行した。計画は成功するかにみえたが、逃走の際のちょっとしたミスで人質の女をまきこんだ。一味はその女を殺そうとしたが、カネパロは殺された両親のことを思いだし、自分の任務を忘れてそのまま車を中央警察に横づけして警察に突きだした。こうなってしまった以上、カネパロはもう組織に潜入することはできず、正面から対決するしかない。情婦からマフィアのボスがローマの化学会社の社長であることを聞きこんだものの、逆に組織から命をつけ狙われるようになった。彼はその夜遅く、昔の仲間の警官を訪ねた。しかし、友人だと信じていたその警官も組織のイヌだった。その頃、カネパロは、ボスだと思っていた化学会社の社長がそうではないことを知った。その背後にさらに大きな組織があったのだ。やがて黒幕からさし向けられた殺し屋に追われた彼は、激しい追跡と逃走の果てに、追手の車が崖から落ちて燃えだすのを見た。...

作品データ

原題 Milano Trema : La Polizia Vuole Giustizia
製作年 1973年
製作国 イタリア
配給 日本ヘラルド映画

提供:株式会社キネマ旬報社

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