アラスカ魂(1960)

劇場公開日:

解説

ラズロー・フォーダーの舞台劇をジョン・リー・メインとマーティン・ラッキンが共同で脚色したアクション・ドラマ。監督は「賭場荒し」のヘンリー・ハサウェイ。撮影は「悲愁(1959)」のレオン・シャムロイ、音楽をライオネル・ニューマンが担当。出演は「アラモ」のジョン・ウェイン、「不敵な爪」のスチュワート・グレンジャー、「逢うときはいつも他人」のアーニー・コバック、ほかに人気歌手フェビアン、キャプシーヌら。製作ヘンリー・ハサウェイ。

1960年製作/122分/アメリカ
原題:North to Alaska
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1961年2月11日

ストーリー

1900年、ゴールド・ラッシュのアラスカ――シアトルからきたサム(ジョン・ウェイン)と相棒ジョージ(スチュワート・グレンジャー)とその弟ビリー(フェビアン)の3人は金鉱を堀あてた。そこでサムはシアトルに採鉱機を買いに出かけ、帰りにジョージの婚約者ジェニーを連れてくることにし、ジョージは小舎を建てて待つことになった。サムはフランキー(アーニー・コバックス)の詐欺をみつけ、彼を殴った。シアトルに着いたサムはジェニーを訪ねた。彼女は結婚していた。かわりに彼はカフェで仲良くなった美人ミシェール(キャプシーヌ)を代人に仕立てることにした。彼に好意を持った彼女は、企みとはしらずにアラスカ行きを承諾した。船が出発してから真相を知ったミシェールはそのまま目的地までやってきた。そこで昔、関係のあったフランキーに2人でサムの金鉱を横取りしようといったが断られた。サムと彼女が戻るとジョージはアニーの金鉱へ行って留守だった。アニーは悪漢ダガンに人質にされていた。サムはジョージと協力してアニーを救出した。ジョージは婚約者がこないのでがっかりした。代りにいかがわしい女を連れてきたとサムをせめた。ミシェールは真相を話して、ジョージの誤解をとこうとした。ジョージはようやく納得した。茶目っ気を起した彼はミシェールと仲の良いふりをしてサムにみせつけた。嫉妬したサムはジョージを殴り、荷物をまとめて土地を去ろうとした。その時、兵隊がきて他に採掘権を主張する者がいるからと、サムたちの金鉱を差し押えるといった。怒ったサムは暴れて逮捕された。翌日、政府代理の事務官のところに出頭し、サムはダガンやフランキーの悪企みだと気がついた。ジョージやビリーと協力して一味のボッグスを捕らえ、事務官のところに連行しようとした。これを妨害するフランキーとダガン、サムたちは敢然と闘った。凱歌はサム側に上った。ミシェールと結ばれるのは近かった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5最初と最後はコメディ混じりの大乱闘。まるでドリフ(笑) 1人の美女...

2023年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最初と最後はコメディ混じりの大乱闘。まるでドリフ(笑)
1人の美女(キャプシーヌ)が主人公ジョン・ウェインとその相棒、相棒の弟を翻弄する。なかなか楽しいコメディ作品だった。銃撃戦のほぼない斬新な西部劇だった。

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はむひろみ

4.0キャプシーヌ

2020年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ヘンリー・ハサウェイ監督、ジョン・ウェイン主演のアクションドラマで、撃ち合いは少なく、死人も出ない。
アラスカで金鉱を掘り当てた主人公(ジョン・ウェイン)は、相棒(スチュワート・グレンジャー)の許嫁を連れてくるため、シアトルに行く。
ところが許嫁は他の男と結婚していたので、酒場で知り合ったフランス女(キャプシーヌ)を連れていくことに。
主題歌が有名。

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いやよセブン

4.5下町ドタバタ人情喜劇アラスカ編

2018年4月26日
Androidアプリから投稿

ジョンウエインのコメディアンっぷりが素晴らしい。隊長やカウボーイではないこんなジョンウエインをもっとみたかった。
ゴールドラッシュのアラスカという独特のさっぱりとした世界観が伝わってくる。

西部劇で括られることも多い作品だが、これはむしろ名作喜劇と呼ぶべきか。ケンカが強いお金持ちの寅さん、ですな。
アラスカの寅さんジョンウエインとしてシリーズ化されたら面白かったのに。

ケンカばかりしている。やたらに殴りあいばかりしているが、ケンカもまた喜劇として不可欠ともいえる要素になっている。

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osan
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