見たい度推移(赤線は公開日)


イタリアの女流監督L・カヴァーニがナチズムの狂気にもてあそばれた男女の悲劇を描いた作品。1957年冬のウィーン。かつてナチス親衛隊員だったマックスは、今はホテルの夜のフロント係として身元を隠して働いているが、ある日、収容所時代にもてあそんだルチアと再会する。当時の二人は、支配する者とされる者との関係を超えて、異様な愛の絆で結ばれていた。ルチアは今は有名な指揮者の妻に収まっていたが、再会したマックスとなぜか離れられなくなる。そして二人は再び愛の嵐に身を委ねていく……。ナチズムという狂気の中での頽廃に彩られた愛が官能的に描き出されている。



