幻覚

劇場公開日:

解説

薬物中毒者を軟禁し依存症の治療をする過程で、不可解な現象に遭遇、次第に現実と幻覚の区別がつかない恐慌状況に陥っていくサスペンス・スリラー。主演は「新・影の軍団」の山口祥行。「毒消し」を施される女・キミコには、「ACRI」「Tokyo Noir」の吉野きみか。監督は、「新・影の軍団」や「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説」シリーズの宮坂武志。

2005年製作/97分/日本
配給:RIKI PROJECT
劇場公開日:2005年6月11日

ストーリー

薬物中毒となった兄貴分セジマ(竹内力)の女の「毒消し」(=薬物依存症を解消させるために、一定期間軟禁すること)を命じられたタツヤ(山口祥行)。退廃的な美しさをたたえる薬物中毒のキミコ(吉野きみか)を抱え、数人の仲間を引き連れて、深い森に佇む一軒の山小屋に6日間身を潜めることになった。はじめは休暇気分で気楽なタツヤだったが、“狂犬”と呼ばれる案内人の不可思議な行動をきっかけに、仲間たちの精神が徐々に錯乱してゆく。また、タツヤ自身も、徐々に度重なる幻視にさいなまれていく。しかし、それは恐るべき結末へと向う序章に過ぎなかった。

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