アカシアの道

劇場公開日:

解説

アルツハイマーを患った母の介護を通し、自らの心の傷を見つめ直す女性の姿を描いた人間ドラマ。監督は「ベル*エポック」の松岡錠司。近藤ようこによる原作コミックを基に、松岡監督自身が脚色。撮影を「新・仁義なき戦い」の笠松則通が担当している。主演は、「死国」の夏川結衣と「顔」の渡辺美佐子。スーパー16ミリからのブローアップ。

2001年製作/90分/日本
配給:ユーロスペース
劇場公開日:2001年3月17日

ストーリー

編集者として働く30歳の美和子は、幼い頃、彼女に辛くあたり続けた元教師の母・かな子がアルツハイマーを患っていることを知り、同居することになる。しかし、介護の負担は美和子に重くのしかかり仕事もままならないばかりか、母の病状は悪化する一方。苛立ちの募る美和子はかつての恋人・沢木に心の安らぎを求めるのだが、既に新しい恋人のいる沢木との関係は美和子の孤独感をかえって深めてしまう。「もう、終わりにしようか」早朝の人気のない橋の上、追いつめられた美和子は母の首に手をかけるのだった……とその時、彼女は偶然通りかかった青年・新一に止められる。父親の暴力にさらされながら子供時代を送った彼は、以前、徘徊していたかな子を家まで送ってくれたことがあり、彼自身もかな子との出会いで心慰められていた。そんな新一を前に、落ち着きを取り戻していく美和子の心。それから一年後、美和子はかな子のデイケアの送り迎えを新一に手伝ってもらいながら、仕事に復帰していた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0アルツハイマー

2018年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

あるある・・・家の実情とそっくり。どこも同じなんだなぁ。アルツハイマーの再現ドラマ、老人介護問題のドキュメンタリー。あまりドラマ性を求めないところは優れているけど、問題の解決法も探ってないし、社会の問題も取り扱っていないようだ。

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kossy
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