桃尻娘 プロポーズ大作戦

劇場公開日:

解説

シリーズ三作目の今回は一般映画として公開され、お馴染、桃尻娘たちが北海道を舞台に大活躍。橋本治の原作の映画化で、脚本は「白く濡れた夏」の金子成人、監督は「ズームアップ 暴行現場」の小原宏裕、撮影は「修道女 黒衣の中のうずき」の前田米造がそれぞれ担当。

1980年製作/88分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1980年4月26日

ストーリー

レナは早大受験に失敗し、クサリ気味で卒業式を迎えた。一方、裕子は、北海道のアングラ劇団のリーダー坂田に魅せられ、彼を追って女優修業に行くという。オカマの源ちゃんは青学に受かり、おホモだちの先輩とアツアツ。仲間の涼子も恋人、山科とベッタリ。ひとり残され、ふてくされ気味のレナは源一を誘って、裕子のいる北海道に行く。車中、二人は北大志望のガリ勉タイプの秀敏と知り合った。何とか坂田の劇団に辿り着いた二人は、そこで、必死に稽古する裕子を見つけた。レナと源一は、劇団員の一人、明子の家に泊ることになったが、そこは、あの秀敏の家でもあった。明子と秀敏は異父姉弟で、母の貞子は、酒場に勤めながら二人を育て、寂しさから客の男と寝ることもあった。翌日、レナと裕子は、義父に犯され、自殺しようとしていたトク子を助け、劇団に連れて帰る。その頃、明子は貞子の愛人、原田に肉体を開いていた。明子は貞子への反抗心と、秀敏の学資稼ぎのために体を張っていたのだ。そして、その事情を知ってふさぎこむ秀敏を、レナは優しくなぐさめる。レナが東京へ去る日、秀敏が追いかけて来た。彼の手を胸に入れ、戻るように説得するレナ。秀敏の暗い表情が喜びに包まれ、次第に明るく輝く。東京では、坂田に結婚を迫まられ、失望した裕子が待っていた。その坂田は、今度はトク子に迫っている。裕子は北海道のことなどケロリと忘れ、デザイン学校で知り合ったボーイフレンドとアツアツ。レナは秀敏に慕われた甘い思い出に酔いしれていた。

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