劇場公開日 1971年10月1日

まむしの兄弟 お礼参りのレビュー・感想・評価

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3.5益々冴える!菅原文太と川地民夫のコンビ✧︎

2020年5月6日
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まむしの兄弟の2作目!

今回は、とある温泉宿場町街にレジャーランドを建設しようと企むヤクザ企業と、昔からの仕来りを守るヤクザの抗争に巻き込まれる。まむしの兄弟。

お決まりの獄中生活をつとめ終えたゴロ政(菅原文太)は、“不死身の勝”の異名をとる兄弟分の勝次とともに、、、、の前に。前回のラストであれだけヤクザ組員を殺しまくったのに出所できるってとどういうことなんだろうか?っと心の中でツッコミを入れつつ(笑)

服役中の仲間に託された頼みを果たすため、鳥取県は米子の温泉町へとやって来た。一家を構えるムショ仲間のヤクザの親分の娘で姉の力になろうとするも、ここは文太さんっぽいキャラクター(トラック野郎の星桃次郎こと)一目惚れ!

そして、まむしの兄弟の十八番でもある。対立する暴力団相手に大暴れ、するも返り討ちからの復習もことは上手く運ばず、逆に仕来りを守るヤクザの姉さんに迷惑をかけこの町から出てけとお説教を食らう羽目に!

いじけながらも海辺でまむしの兄弟が互いに殴り合うの姿は昔の男同志の喧嘩から友情が芽生えるかのような雰囲気、金に困ればヒモ相手のトルコ嬢に稼がせては日銭を稼ぐクズっぷりはさすが、まむしの兄弟(笑)

そんな最中、金バッチで前作で若頭で殺された安藤昇が再登場!恋敵としてゴロ政の前に立ちはだかりまた一波乱もふた波乱も巻き起こしつつ!フラグをたて殺されてしまう安藤昇!その復習にチンピラやくざの心意気をとことんぶちまける!
まむしのようなしつこさと、天下御免の暴れっぷりの痛快さたるや。川地民夫とのコンビも益々冴え前回以上に人情・笑い・涙の三拍子が揃った作品である。

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赤足