劇場公開日 1953年9月1日

続丹下左膳のレビュー・感想・評価

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2.5本当の丹下左膳

2020年11月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

なぜか丹下左膳大岡忠相一人二役の大河内傳次郎

1953年(昭和28年)の作品
いくら古いとはいえフィルムの保存状態が良くない
昭和30年代の東映の時代劇映画はかなりいい状態で残っているが

刀で斬られて右目と右腕を失った異形のお侍丹下左膳
白い着物に殴り書きの文字の羅列
斬りたくて斬りたくてバッタバッタと人を斬る
狂人化け物
これが本当の丹下左膳
迫力がある
だけどコメディー色が強い百万両こけ猿の壺の丹下左膳の方が好きだな

比較的滑舌が悪い傾向がある大河内傳次郎だが今回は特に滑舌悪いがそれが味である

沢村国太郎も出演しているがマキノ雅弘監督の義理の弟にあたる
沢村国太郎の妻はマキノ雅弘の妹
いわゆるマキノ家である

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野川新栄