雨のニューオリンズ

解説

30年代のアメリカ南部の小さな町。鉄道従業員の不良分子摘発のためにやってきたオーウェンは、滞在する下宿屋の娘アルバと愛し合うようになる。そんなある日、解雇された従業員がオーウェンを袋叩きにしてしまう。オーウェンとアルバはニューオリンズへ旅立とうとするが……。テネシー・ウィリアムスの戯曲の映画化。脚本を手がけたコッポラに加え、レッドフォードやブロンソンの共演など、豪華な顔ぶれも見どころ。

1965年製作/110分/アメリカ
原題:This property is condemned

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第24回 ゴールデングローブ賞(1967年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) ナタリー・ウッド
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映画レビュー

4.0号泣

2020年6月8日
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子供だった私ですが号泣してレッドフォードに真剣に恋した記憶があります❗今みてもあの純粋な心で同じように感動できるかは自信がありません!

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Kayo

4.0邦題の方が雰囲気と余韻を良く現している

2018年8月27日
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原題はThis Property Is Conndemned (差し押さえ不動産)

劇中、ナタリーウッドが私はみんなのおもちゃ(Property)じゃないという台詞が伏線で、中盤に彼女自ら差し押さえ資産になってしまうことに由来する
しかし邦題の方がより本作の雰囲気と余韻を良く現していると思う

舞台はニューオーリンズとメンフィスを結ぶ鉄道が走るミッシシッピ州の田舎
時代は大恐慌の後1930年代初め頃か

ロバートレッドフォードもナタリーウッドも魅力が存分に発揮されている
チャールスブロンソンは大して良い役でもなく彼の魅力は全く活きていないので勿体ない

ロバートレッドフォードの役どころは鉄道会社の今風に言えば本社人事部リストラ推進担当
各地の鉄道拠点に行っては、何名首を切るかを現地の所長に宣告して、リストラ指名リストを作らせて、誰を首にするのか決定する仕事
恨まれる仕事であり、つらい精神を蝕む仕事だ
若きレッドフォードはその役どころがぴったりだった

ナタリーウッドもまた、そんな男の心を軽くさせる奔放な女性の役どころに上手くはまった

構成も冒頭とエピローグがつながるなど良く練られている良作
少女の語りでその後の姉の運命を、そして少女と母の現在の境遇を少女の乱れた髪、姉の汚れたブカブカのドレスを着させることで知らせてくれる
余韻が残るエンドシーンだった

この田舎町に住む人間全てがクズ
子供だけがまだ染まっていないが、ウィルももうその予備軍だ
田舎町から出る覚悟、一歩踏み出し自立する勇気と努力がなければ、ニューオーリンズに向かうレールの上を伝い歩きしてるのと同じだ、何時まで経っても着かないし、いつも同じところで転んでしまうのだ
本作のテーマはそれだ

ニューオーリンズの雨のシーンが雰囲気があり良い
主人公の住むアパートの外観が同じニューオーリンズだけに「欲望という名の電車」のアパートに似ている

またニューオーリンズの特徴として黒人の子供達のダンスシーンもあり楽しい

前半ナタリーウッドが話すメンフィスのピーボディホテルは実在の4つ星ホテルで豪華ホテルで名高い
特にホテル内でのアヒルの行進が有名
映画ソウルメンでは主人公達がそこで泊まるシーンがある

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あき240

3.0今も昔もレッドフォードはかっこいい

2016年3月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

仕事も恋愛もうまくいかないのは不況のせいなのか?!最後、結局どうなったのかよくわからなかった。

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poco
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