さすらいのトラブルバスター

劇場公開日:

解説

テレビ局の裏側で起こる揉めごとの処理係となった元テレビディレクターの奮闘を描くコメディ活劇。監督は「岸和田少年愚連隊」の井筒和幸。景山民夫の小説『トラブルバスター』を井筒と「ゴト師株式会社スペシャル」の西岡琢也が共同脚色した。撮影も「岸和田少年愚連隊」の浜田毅。主演は「ウルトラマンゼアス」の鹿賀丈史。「釣りバカ日誌8」の併映作品。

1996年製作/日本
配給:松竹
劇場公開日:1996年8月10日

ストーリー

担当番組で失態を演じ総務部制作庶務係に回された関東テレビの名物ディレクター・宇賀神は、田所制作局長から、公にできない三つの揉めごとを秘密裏に処理したらディレクターへ戻してやると言われた。さる重役が故人の大物俳優から預かった拳銃を捨てること、売れっ子アイドル・春風環の過去にまつわるゆすりの処理をすること、後輩ディレクター・秀子の番組出演者で記憶喪失の男の世話をすること。この通称・岩石男は自殺未遂で記憶を失ったらしく、また自殺するおそれがあるという。岩石男は少しずつ記憶を取り戻していき、番組の公開調査で小林ひかるという身元が判明、テレクラ青年だった彼がアカネという女性に失恋して自殺を図ったらしいことまでわかっていった。一方の環の件は、彼女が元風俗嬢だったことが関わるようだが、彼女が所属する日の丸プロのガードが異常に固く、今や宇賀神が手を出す余地もない。その日の丸プロは岩石男・ひかるの周辺を動き回り、日の丸プロの久美子をアカネに仕立てて売り出す準備をしていた。ひかるの失恋相手こそ環であり、日の丸プロがそれを隠すため色々と画策していることに気付いた宇賀神は、実はひかるを想っているアカネ=環の気持ちを確かめ、番組収録中に環とひかるを対面させる。ショックで記憶を取り戻したひかるは例の拳銃で再び自殺を図ろうとするが、その銃は紛失していた小道具だった。こうして揉めごとはすべて解決されたが、宇賀神はいまだに制作庶務係のままである。

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映画レビュー

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2022年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy
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