「ゴジラが空を飛ぶ!」ゴジラ対ヘドラ みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラが空を飛ぶ!
光化学スモッグやヘドロが死語となりつつある現代でも十分に通用するテーマ性は、子供向けの怪獣映画の枠を超えていたと思います。
ビシュアル的には薄汚れたモップにしか見えなかったヘドラだが、人体に影響を及ぼすその毒性の強さと危険性は公害怪獣の名に恥じないものがありました(赤く充血した巨大な目も不気味)。
地球上から公害がなくならない限り、またヘドラは復活し、再び人類を恐怖のどん底へと陥れることでしょう。
口から吐く熱線を利用して空を飛ぶゴジラに関しては、やっぱやり過ぎでしょ。
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近大さんのコメント
2016年7月22日
「ウルトラセブン」にコメントありがとうございました♪
セブンは何度か見てるんですが、歳を重ねる度に面白さが増しますね。
実は言うと、ウルトラ全シリーズの中で一番好きなエピソードは帰マンの「怪獣使いと少年」なんですが(^^;
「ゴジラ対ヘドラ」も大人になってから見ると面白味とズシリと響くものがありますね。
ゴジラが飛んだ理由…
暗い作風の中で子供たちに唯一のサービスと坂野監督の提案だったらしいですが、田中Pは猛反対。
ある時田中Pが体調崩して入院、その隙に坂野監督が本多監督を味方につけ、撮影敢行。
田中Pが退院した時には飛ぶシーン含みの映画は完成し、もう公開するしかなかったとか。
田中Pは二度とアイツにはゴジラを撮らせない、と激怒。
…と、うろ覚えですが、そんな経緯あったそうです。