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愛と歌で駆け抜けた生涯。
投稿日:2007年11月2日
AKIRAさんのレビュー
両親のその後を筆頭に,
あらゆるドラマが中途半端。
素行の悪いピアフを好きにもなれず,
時間の長さを感じて退屈を覚えはじめた時に訪れる
白眉の演出で描くの訃報のあたりから,
気持ちを理解できるようになり,
人生を反映させた感情を歌詞にのせて
歌い上げる音楽の数々が彼女の姿に溶け込む
終盤の濃密なドラマの感動に泣いてしまった。
過去と現在を交差させながらも,
ややこしく感じさせず,
ジンワリと余韻を植え付けてゆく構成も見事。
そして何よりも主演のマリオン・コティヤールが素晴らしい。
人間的魅力を持つエディット・ピアフの短い生涯の
歩んできた過去を年輪のように顔に刻み,
姿だけで,バックボーンを想像させる熱演に拍手。
渾身とは,まさにこの事。
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