夕凪の街 桜の国

劇場公開日:

夕凪の街 桜の国

解説

原爆をテーマに、過去と現代に生きる2人の女性の物語を描いたこうの史代の傑作コミックを、「出口のない海」の佐々部清監督が映画化。原爆投下から13年後の広島に暮らす平野皆実は、被爆体験による深い心の傷を抱えて生きていた。それから半世紀後、皆実の弟・旭は家族に黙って広島へと向かう。娘の七波は父を心配して後を追ううちに、自分のルーツを見つめ直していく……。2人のヒロインを田中麗奈と麻生久美子が演じる。

2007年製作/118分/日本
配給:アートポート
劇場公開日:2007年7月28日

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(C) 2007「夕凪の街 桜の国」製作委員会

映画レビュー

2.0戦争を扱って何を訴えたいの?

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

4.5満点評価にならなかった理由は、漫画を超えるには至らなかったから。 ...

2023年10月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

満点評価にならなかった理由は、漫画を超えるには至らなかったから。

冷静に考えれば、漫画と映画では、それぞれの良さがあり土俵が違うので比べられない。作者のコマ割りのセンス(コマの大きさや配置による表現)を画面が一定のサイズである映像で表現するのは物理的に無理だ。

しかし世の中には、BGM、色使い、光の加減、俳優の動き、声の大きさが相乗効果を生み出し漫画で表現出来ない部分を補足し、作品の良さを倍増させる奇跡もある。

こうの史代作品の良さを実写映画で楽しむのは難しい。

本作の前半の主人公は優しくて美しい。後半の主人公は活発で可愛い。

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Don-chan(Daisuke.Y)

5.0今でも続いている‥

2023年8月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

凄く没頭して見ました。

原爆の被爆者に対する差別は
今も続いている。

日々の暮らしで忘れがちだが、
忘れちゃいけないなと。

自分が今ここに生きている奇跡。

先祖のルーツを探る旅。

自分の子供達にもいつか
伝えておきたいなと思った。

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ほんのり

4.0広島に原爆投下された爪痕!! 私は幸せになっちゃいけんのか?

2023年7月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

昭和33年、戦争のあと、母親と平和に暮らしていた皆実。
あれから、10年の月日が経っても
心と体の傷は癒えないでいた事実。
皆実にそっと手を添え、包み込む愛情を
くれた打越。
川に石を投げる、『水切り』をする男性の姿は
新鮮なものに出会えた!
もっと貴方を知りたいと言う潜在的な感覚を感じました。
白地に茜色の金魚の刺繍がされたハンカチーフ𓆛
もっと生きたいと思いながら散っていく生命に儚さを感じました。

夕凪や瀬尻の性や水つよし

平成19年になって皆実の弟である旭が
時が現代になっても、亡くなった姉の皆実を
思いながら、生きている場面は過去の出来事
である戦争を風化させてはならないと
思いました。

広島に赴く旭は娘の七波に姉の皆実の若き日の姿を見ていました。

七波が自分が生まれてきた由来を知るシーン
は、海の波が押し寄せるように
想いを巡らせる気持ちになるストーリーでした。

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美紅
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