劇場公開日 2001年10月6日

「後味悪し」リリイ・シュシュのすべて テツコさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0後味悪し

2012年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

栃木あたりの田舎を舞台にした、中学生の等身大物語。
ストーリー性は薄く、市原演じる蓮見を中心とした、なかばドキュメントタッチの生活感あふれる描写で、手持ちカメラ映像も多い。
しかし内容はあまりにもリアル。いじめ、万引き、ケンカ、援交など身近なテーマが多く、その表現は見てて不快になる。
監督は『スワロウテイル』『花とアリス』などの岩井俊二。その独創的映像は個性のカタマリ。人気俳優の初々しい時代も見れ、希少価値の高い映画ではあるが、個人的には2度見る気になれない。
レンタル店ではなぜか置いてない店が多くあってもなかなか借りれない人気作なので、買っちゃおうかなと思ってる人も多いと思う。
でも正直、後味悪いのでやめた方がいいかも。

ジョン