劇場公開日 1990年5月

夢のレビュー・感想・評価

全25件中、21~25件目を表示

3.5年齢を経ると見え方は変わるのかも

2015年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

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BKT

4.0夢まで常人離れ

2014年12月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

怖い

「えーなんだよ夢を映画化って」と低いテンションで観たら、そこは流石の黒澤明。夢まで常人離れしている。単純に見ていて面白い上に、彼のメッセージがビンビン伝わってくる。円谷プロによる特撮も素晴らしい。特に好きなのは、放射能・水爆の恐怖を変化球で描いた『生きものの記録』と違い、ド直球でそれを訴える「赤富士」と「鬼哭」。前者のラストシーンは本当にぞっとするし、後者の巨大化したタンポポの下で鬼と人間が語らうという画のインパクトは圧倒的。少しキャラクターに監督の主張を言わせすぎな気もするけど、そこは画面の強さとオムニバス形式ということで目を瞑れる範囲。「鴉」と「トンネル」も素晴らしい。

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えら

4.5鳥肌が立った

2014年7月22日
iPhoneアプリから投稿

怖い

知的

これが黒沢監督の夢か…
数少ないセリフの中で考えさせられることが多かった。

特に原子力発電所の話は、
原発事故を予知しているようで、ゾッとした。
永遠と続く不気味な雰囲気は、何か惹きつけるものがあった。

特に若い世代に見ていただきたい。

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前菜

5.0子供の頃にみた衝撃は今も忘れない。

2011年5月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

怖い

知的

幸せ

子供の頃に、地上波で流れていたのをたまたま見たのが最初です。
当時小学生だった僕は、テレビの中のあの不思議な映像、そして妙な安らぎと不安の入り交じる世界観に気が付けば恐怖と戦いながらテレビにかじりついて見ていました。

子供には理解できない内容の映画。

たぶん一般的にはそうかもしれません。
でも違う気がします。
決して優等生ではなかった当時の僕が、意味も分からずあの作品にのめり込んだ。
ゴッホの絵など興味なく、戦争だって知らなかった。オムニバスなんて言葉すらしらなかった。
なのにどうしてあんなにかじりついてみててたのか?
巨匠・黒澤明。彼はあんなに難解な内容を無知な子供の心にまで投げかける、あまりにも偉大な人だったのではないでしょうか。

今、福島が荒れています。
ニュースで目にするたび、僕の頭にはあの映像が出てくるのです。

上着を脱ぎ、必死に色のついた煙を払う男の姿を。
放射能物質に色をつけたってなんの意味も無いんだ…と叫び必死に煙を払うあの男の姿を。

今から10年以上前に、この惨状を皮肉っていた黒澤明。

もし彼が、ほんとうにこんな夢を見ながら毎晩寝ていたのなら、
彼の作った作品が、ことごとく名作になるのは当たり前と言うしかない訳です。

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Yoshiaking

4.0汚れた空気や水は、人間の心まで汚してしまう

2009年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

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shimo