「☆ フェイル・セーフ(進行制限地点)」未知への飛行 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
☆ フェイル・セーフ(進行制限地点)
ほとんどホワイトハウスの核シェルターと軍の指令部で進行するだけのシンプルなストーリーながら、秒刻みのスリルとサスペンスに打ちのめされた。
さすがは社会派のシドニー・ルメット監督だけあって、骨太のポリティカル・サスペンスに仕上がっている。
ことの発端はコンピューターの故障かもしれないが、核戦争のボタンを押す最終決断はやはり人間の手に委ねられるわけである。
本当に真剣になって核兵器廃絶を考えんと、世界はこんなしょうもないことで滅亡してしまうかもしれない。
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