フェイス/オフ

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

かつて冷酷無比のテロリスト、トロイによって最愛の息子を失ったFBI捜査官アーチャー。壮絶な追撃戦の末、ついにトロイを捕らえたが、トロイは時限式の細菌爆弾を街に仕掛けていた。その場所を探るため、アーチャーは昏睡状態のトロイの顔を移植して、刑務所にいるトロイの弟に接近する。だが、目覚めたトロイは逆にアーチャーの顔を自分に移植しアーチャーの前に現れる……。この世で最も憎悪する互いの顔を取り替えた二人の男の果てしなき死闘を描いた、ジョン・ウー渾身のバイオレンス・アクション巨編。顔の移植によって悪役と正義漢をがらりと演じ分ける、トラボルタとケイジの好演も見もの。

1997年製作/138分/アメリカ
原題:Face/Off
配給:ブエナビスタインターナショナル
劇場公開日:1998年2月28日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第70回 アカデミー賞(1998年)

ノミネート

音響効果編集賞  
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映画評論

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写真:Album/アフロ

映画レビュー

4.0宿命の2人にハラハラ・ドキドキ!

2024年4月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

内容は、テロ犯とFBIの対決…敵対するふたりの男の対決を描いたもの。
主人公ショーン(FBI)が、テロ犯(キャス)に撃たれてしまう所から始まります。弾は貫通しショーンの息子(マイケル)が亡くなってしまう。以来、ショーンはキャスをテロとは別にしても復讐心を持って執着。
物語は、映画が始まってすぐにテロ犯を捕まえキャスも捕まえるのですが「爆弾は仕掛けたぜ」という意味深な言葉がショーンに告げられます。
爆弾…テロを阻止するため、キャスの弟に、爆弾の在り処を聞き出すのですが、弟が唯一心を許すのはキャスのみ。キャス以外には爆弾の在り処は聞き出せない。どうすればいいんだ、と八方塞がりで悩んでいたところに、FBIの同僚から「キャスになって情報を聞きだせるとしたら?」という提案が。ショーンはある研究機関に連れて行かれ、死んだと思われたキャスに出会う。そして、顔を移植手術できる、という話を聴かされる。ショーンは、息子を殺した相手の顔になることや、周りの人への裏切り自分を知るものはいなくなる…と葛藤するも、仕掛けられた大規模な爆弾テロを防ぐためキャスの弟から爆弾の情報を聞き出すために、手術を受け入れる。一方、顔を剥ぎ取られたキャスは、そのショックからなのかこん睡状態から目を覚ます。鏡に映ったグロイ自分の顔面と、保存されているショーンの顔をみて自体を把握。キャスは仲間を呼び、移植手術を行った先生を拉致し、保存されているショーンの顔を自分に移植させる。
そうして顔が、憎い相手の顔に入れ替わってしまうショーン、ショーンの顔になって新たな人生を手に入れようとするテロ犯キャス…2人の話が始まります。
仕掛けられた爆弾については、処理班が解体解除を諦め非難したあと、爆弾をよく理解しているキャスが解除。テロ騒動はここまでかな?それ以降は2人の対決でした。

●2人のアクションは、銃・素手での格闘・カーチェイスならぬボートチェイス(?)…見応えあってたくさん楽しませて頂いたけど、テロ的な画面はなかったので、少し拍子抜けしてしまったかも?テロのすごさを見て、コイツは捕まえねばならん!!みたいな気持ちが一層つよくなるような気がした。
●顔を入れ替えるという極秘捜査が逸脱…秘密を知る者がいなくなった時どうするのか?
●状況を理解して受け入れる家族のキャパの広さにすこし疑問

突っ込もうと思えば色々気になるところがあるんだけど、すごく面白かった。
宿命の2人というのと、顔を入れ替えるという設定がすごく面白い。お互いの子供がソックリなところも鳥肌たちました。
ラストまでも、ちょっ、ちょ…!待って、簡単に受け入れることじゃないでしょー!と心がざわざわしたけど、まあ許せる範疇というか納得までいかないのに、泣いてしまいました。
なんていうか、全くうまく言えないけど
めちゃくちゃのような気もするんだけど、観たい所は絶対期待を裏切らないよどーだあ!と力技でやられた印象。
2人の男を描きたい…それに尽きたと感じます。こういう思い切った作品は気持ちがいい!おもしろかったです!!

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くまの

3.0設定的には面白いが

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

5.0現実的

2023年11月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

には、顔と声を変えるのも難しいし、たとえそれが実現しても個人特有のしぐさや癖までは移植出来ずに、直ぐに違和感でばれると思うが…映画的にはとても楽しめた。

この映画での最大の犠牲者は、両方の母子だと思う。

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REpower

3.0ジョンウー節てんこもり

2023年11月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

久しぶりに観たけど面白かった。
最近こう言う大人の童心だけで作られた映画が少なくて悲しい。

激しい銃撃戦、当たらない弾丸
大袈裟な爆破、船でのチェイス
白い鳩。
ジョンウー節てんこもり。

顔の交換技術があれば何でも出来そうだけどなと
思いつつ、奇抜な設定の割にプロットは上手いなと
偉そうだけど思いました。
顔を変えて牢屋に閉じ込められる所なんて
どうなるんだろとワクワクしました。

お互い顔を変えてから
互いの敵であるはずのキャラクターに肩入れする様は
監督が、どっちがどっちか分からなくなってんじゃないのか?とさえ思えました。

ラストは今観ると中国人的と言うか、
これは息子が可哀想じゃない?
と思っちゃいました。
代わりにはならんだろ!

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奥嶋ひろまさ
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