劇場公開日 2000年8月5日

「「太陽がいっぱい」よりも原作に忠実なリメイク版」リプリー ▼・ᴥ・▼ Leo★/Rさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「太陽がいっぱい」よりも原作に忠実なリメイク版

2022年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

特技は嘘をつくこと、サインを偽造すること、他人になりきること。
野心以外何も持っていないトム・リプリーは、ある富豪からイタリアに行ったまま戻らない
御曹司ディッキーを連れ戻す仕事を引き受ける。
御曹司への愛憎から殺人を犯し、彼のふりをして生きるようになっていく
貧しい青年リプリーの、孤独と狂気を描くサスペンスもの。
(そんなに・・というか全然怖くないので安心して見れます)

■若かりしマット・デイモンが可愛い♡
眼鏡をかけて真面目な感じの初々しいマットデイモンに癒されます♥
ただこの映画では結構なサイコパスですけどねw
中盤からの彼の怪演っぷりが素晴らしいです。

■ジュード・ロウの絶頂期
めちゃくちゃイケメンでカッコ良いんです♡
なんか若かりしレオナルド・ディカプリオのようなセクシーさと魅力が詰まっていますね。
ジュード・ロウはハゲる前までの2018年の【アルフィー】までは、ほんとずっとイケメンですね。
その後も渋いキャラで今ではハリーポッターの続編【ファンタスティックビースト】で若きダンブルドア役までやって、ほんと息の長い俳優さんだなぁと感心しています。

■当時のイタリアの風景や乗り物を見ているだけでも楽しい
ジュード・ロウ演じるディッキーがVespaに乗っています。
ちなみにマット・ディモン演じる主人公のトムが乗るのはランブレッタ。

■【太陽がいっぱい】とは展開が異なる
同原作のアラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」とは展開が異なります。
原作に近いのはこっちの作品らしいです。

■原作が元でついた病名
嘘を重ねることで嘘と現実の区別がつかなくなる精神状態を、
原作の小説からとってリプリー症候群と言うそうです。

■終わり方w
ラストのオチはなんとも言えない感じですね。

結構面白かったけど、なんかモヤモヤする終わり方でスッキリしないw

Leo★/R