黒い家

劇場公開日:

解説

古都・金沢。昭和生命北陸支社に勤務する若槻慎二は、保険金の請求書類に埋もれ苦闘する日々を送っていた。ある日、若槻は中年女性の声で「自殺でも保険金は下りるのか」という問い合わせの電話を受ける。思いつめたその声の様子に、思わず自殺を思いとどまるようなだめたが、相手は彼の名前を確認すると電話を切った。そして翌日、菰田と名乗る契約者から若槻名指しのクレームを持ち込まれる。

1999年製作/118分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1999年11月13日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第23回 日本アカデミー賞(2000年)

ノミネート

主演女優賞 大竹しのぶ
助演男優賞 西村雅彦
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映画評論

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(C)1999「黒い家」製作委員会

映画レビュー

4.5胸糞悪いが記憶の奥底に染み付いてしまう映画

2023年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

大竹しのぶの身の毛のよだつような狂気っぷりは言うまでもないが、前半から何度も繰り返される西村雅彦の地味ながらも粘っこい怪演がひたすら気持ち悪い。

そして紛れもなく森田芳光監督の傑作。

ただし、少しでも体調の悪い時に観るのは厳禁です。

PS
例のあのシーンだけど、残念ながら大竹しのぶさん御本人の胸ではないかと。顔と胸が同時には映っていないからね。これで★半分だけマイナス💦

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プリズナーN0.6

4.0予告も見ずに、予備知識一切なしで☝️

2023年11月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

間違いなく今まで見てきた邦画の中で一番ヤバいサイコスリラーでした。

⚠️この映画は予告がネタバレの為、予備知識なしで何も情報を入れずに見る事をお勧めします⚠️

ストーリーの粗なんてどうでもよくなるような狂気の演技と終盤に突然始まる怒涛の展開が、畳み掛けるように見る者の正気を奪う怪作。

独特な効果音と演出が不穏な雰囲気を漂わせ、淡々と進むストーリーは常に不気味さを感じます。

衝撃的な部分をプラスとしてマイナスだと思う部分を挙げるとしたら、主人公の声が小さくモゴモゴと喋るので非常に聞き取りづらい所。
音量を上げてると突然背景の音や効果音が大きく入ったりするのでビックリします。

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びぃあぃじぃ

2.0原作を読んでる自分からすると怖さが足りない

2023年11月9日
Androidアプリから投稿

大竹しのぶの怪演は良かったが、逆を言うと大竹しのぶが出てこないと怖くない。

原作では、黒い家に初めて入った時から不気味さが漂っていて徐々に追い詰められる恐怖が面白かったのだが、「黒い家」というタイトルのわりにはこの家自体の不穏で不気味な要素が省かれてしまっているのが残念だった。

大筋のストーリーは原作通りだが、キャラクターの改変は大幅にあった(とくに主人公)

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赤垣

5.0昔観た時のまま

2023年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

当時、貴志祐介さん、特にこの本にハマっていた状態で鑑賞。
あの怖さを映像で観れるなんて大興奮。
原作の要素で再現されなかったのは「嗅覚について」ぐらいなのではないか!?と思ったのを覚えています。
幽霊なんて目じゃないですよ。

あれから24年が経つのですか。
映っている景色やサラリーマン、OLの絵がもうしっかり懐かしいものになっているけど、鑑賞の興奮はあの時のまま。
韓国版も観たいけど、いまのところどこでも配信していない模様。

なお、主人公が内野聖陽さんだというのは全く覚えていませんでした、、

意外に低い評価だけど、私の中では★★★★★

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ハム
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