劇場公開日 2007年2月10日

「すばらしい。心に残る一本!」善き人のためのソナタ Qピーさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0すばらしい。心に残る一本!

2008年2月7日

泣ける

悲しい

怖い

すごくよくできた映画だと思います。監督がすばらしいんだと思う。よく作り込まれているなと感じた。

共産主義体制の実話を、忠実に、そして淡々と描くんですが、心にじわじわと浸透してきて、どんどん映画に呑み込まれていきます。
“人間”の本質を描いていている映画だと思います。
決して楽しい映画ではありませんが、映画が好きな人もそうでない人も、一度は観てもらいたい秀作です。
私の中では「ライフ・イズ・ビューティフル」と張る傑作。
どちらも何度も見たくなる作品ではありませんが、一生忘れられない映画です。

ラストがさりげなくていいです。
悲しいけれど後味のよい映画です。

Qピー