劇場公開日 2000年10月7日

「X-MEN 第1作」X-メン 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0X-MEN 第1作

2024年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

X-MENの第1作。
様々なキャラクターや世界観を紹介する本作。
なのでなかなかに楽しいですね。
日進月歩の映像技術の世界では
今、観るとチープに感じるシーンもあるのですが
そこは技術の進歩に味わいつつ、
出だしから訳ありの少女の逃亡劇に巻き込まれた男。
これをきっかけに大ブレイクしたヒュー・ジャックマンの
ウルバリンの男臭さが満載です。

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

それなりに面白かったですが
X-MENって、今の社会のマイノリティーに対する
社会の差別がテーマだから
同じマーベル作品でも、アベジャーズに比べると
どうしてもちょっと暗い。

X-MENのメンバーは自分の意思とは関係なく
生まれながらに超能力を持ってしまっている。
超能力の種類によっては、こんな力いらない!
って言う登場人物も多い。

それに引き換えアベジャーズは
トニー・スタークなんか
超リア充ちょいワル親父だし!(笑)
生真面目なキャプテン・アメリカでも
そもそもは自分の意思で肉体強化を選んだ。
自分の意思と関係なく力を持っちゃたのは
ハルクとロケットと、ああ、キャプテン・マーベルくらいか〜

でも、X-MENはメンバー達の
人としての苦悩がお話の推進力になっているので
そこを抜きには物語が成立しない訳なのですが〜

そこを魅力と見るか弱点と見るかで
好き嫌いは分かれるのかな〜

星のナターシャnova