劇場公開日 2002年1月19日

「鎮魂のメッセージ」息子の部屋 momogaria-noさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0鎮魂のメッセージ

2013年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

人が生きていくなかで、どうしても逃れることができない。

愛する者の死。

家族はそれぞれに傷つき、心の舵が取れず、互いにぶつかり合う。

なぜ、神は彼を選んだのか?

考えても考えても、ヒントすらない難問。

私がもしこうしていたら、あの人は死なずにすんだ・・・

唯一自分で導き出せる答えだった。

自分が死んで、こんなに打ちひしがれ、惜しんでくれる人がいる。

それこそ、死んだ人への鎮魂のメッセージなのだ。

だから、失った人の悲しみは無駄ではない。

愛在るが故の、耐え難い苦しみなのだから。

個人的には

もう一騒動、欲しかったです。

息子の部屋には、秘密があったとか。

ストーリーが引き締まる何かが・・・

心を掴んで離さない、とまでは行きませんでした。

momogaria-no