劇場公開日 2004年5月22日

「英国コメディ映画の黄金時代への憧景。」レディ・キラーズ みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5英国コメディ映画の黄金時代への憧景。

2015年11月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

コーエン兄弟監督の長年のファンだが、これは元ネタであるアレクサンダー・マッケンドリック監督の『マダムと泥棒』の方が、会話のテンポもいいし、話のキレも良かった。
彼らのオリジナル版をリスペクトする気持ちが空回りしたみたい。
オリジナル版は、アレック・ギネスやピーター・セラーズと言った一筋縄ではいかないクセ者俳優たちが顔を揃え、コメディの本質であるユーモアを巧みに表現してみせていた。いくら名優のトム・ハンクスでも、彼らに太刀打ちするのは、最初からちょっとキツかったかもしれないね。

コメントする
みつまる。