ゴジラ-1.0/Cのレビュー・感想・評価
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モノクロ画面になって一皮剥けた
ゴジラ-1.0がモノクロに再編集されたというので、遅ればせながら観に行った。
映画としては、マイナスワンより遥かに面白い。ゴジラの不気味さが強調されているし、登場人物の大げさな台詞に違和感がない。伊福部メロディが鳴り響いた時は、「よっ千両役者!」と声を掛けたくなる。
マイナスワンを観た方は、是非もう一度観るべし。必ず新たな発見がある筈。
そうそう。
入場者特典のアートボードを椅子に置き忘れちゃったんだ。馬鹿だねえ。
真っ暗な環境で観るモノクロ作品への「没入感」が新鮮な驚き
凄い映画が出現したというのが率直な感想。色というある意味「ノイズ」が除去されたことで、作品を構成するストーリーや画像輪郭、セリフやサウンドがぐっと浮き出てきて、作品本来の「圧」が格段に強化されたこと。終戦前後という時代背景にマッチしたモノクロ映像が却って物語のリアルさを増したこと。そして何よりも、真っ暗な映画館で観る美しいモノクロ作品に対する「没入感」そのものが新鮮な体験だったこと。などがその理由です。
カラー版との比較を楽しむというのもアリですが、どちらかを選ぶとしたら断然モノクロ版を推します。
白黒版が完成品です
カラー版を見て当時に近い年齢としてはアラが目立ってがっかりでした。
しかし白黒版はそのアラの多くが上手く隠れていました。
敢えて言えば白組が出過ぎている。これは白組のせいではない。白組をスパイスとして使うなら良いけどあまり使い過ぎるとかえって怖さが半減する。
とりあえずは見て良かったと思う。
カラー版を観てなくて、これから観ようって方はカラー版をお薦めします...
カラー版を観てなくて、これから観ようって方はカラー版をお薦めします。
モノクロ版はノスタルジーはあるけれど、どうしても情報量が落ちます。
監督からのメッセージは、貪欲にむさぼってほしい。
2回目以降の人は、色が変わることで、観る側の気持ちがどう変わるのか検証しながら観るのもいいと思います。
何度見ても、進んで「貧乏くじ」を引きに行く男たちはかっこいい。
全力で、目的を遂行しようとする姿はかっこいい。
モノクロだろうが、かっこいい。
でも、ブルーレイを購入するなら、カラー版を選びます。
本家アカデミー賞の作品賞でもノミネート願う!!
ゴジラマイナスワン 3度目の鑑賞は、モノクロ版
白黒って事で、鮮明な部分がボヤけて恐怖感が増し増しになり面白さも倍増して、確実に日本特撮映画ナンバーワンになってた‼️
行くべし観るべしです🎬
一つ気なったのは、カラー版ではそこまで気にならなかった蔵之介さんのテンション浮いてたけど・・・
明子ちゃんの演技には、毎回涙なので、プラマイゼロ!
白黒の方がいい
モノクロになることによっていい感じに情報量が減ってカラー版よりも楽しめました。
カラー版だと気になっていた深海魚のチープさもやある場面の波の消え際やビルが崩れる場面の瓦礫のジャギー感もモノクロだと気になりません
まあ、相変わらず主人公2人やゴジラの優しい犬顔、長目の腕のデザインや表皮の動きは気に入りませんけどねw
それを踏まえても面白いんです。
最初からこれもありか
2024年劇場鑑賞10本目。
カラー版はscreenxで観たのでマイナスカラー版は4DXかIMAXで観たかったのですが、4DXは震災でまだ対応している映画館が閉館していて、IMAXはカラー版しかやっていなかったので普通の映画館で観ました。
内容は元が満点なので、後はモノクロにした効果ですが、モノクロはモノクロでやはりなんとも言えない味わいが出ます。もちろんカラーの方が派手なので、最初は自分はそちらから観ますが、人によってはモノクロ版からでもいいのではないかと思います。ただ、できればシンドラーのリストの少女の赤い靴のようにワンポイントだけカラーという演出を見たかったです。
昔の日本映画を参考に丁寧に作り上げられた作品
予告編で銀座の街にゴジラが現れているのを見たので、これは銀座で観よう!と銀座の東宝系の映画館を捜して、「TOHOシネマズ日比谷」でモノクロ版の当作品を観てきました。
カラーの方はまだ観ていないので、これが初見になりますが、本当に終戦直後から1950年代にかけて製作された、当時の日本映画を観ているよう感じがしました。
敗戦して焼野原になった日本。変わり果てた街には夢も希望もなくて、それでも生きていく人々。戦場で死に損ねた特攻隊員や復員兵、戦災孤児が肩を寄せ合い、生きていく。そんな混とんとした時代に突如現れて全てを破壊していくゴジラ。お国のために戦った日本の元軍人たちがゴジラ退治に向けて結束していくという流れがとても自然で、当時の日本の様子も丁寧に再現されていて、さらにゴジラのVFX(というのでしょうか)がとても素晴らしい。ハリウッド映画に並ぶ完成度で、「すごい!すごい!すごい!」と感動しました。
モノクロ版を先に観たのは正解だったと思います。
有楽町や数寄屋橋のあたりの街の風景は、戦前の映画の実写を元に再構築したのでしょうか?
山崎貴監督は日本で最もVFXを得意とする監督だと聞いていましたが、その技術も、終戦後の日本人の描き方も秀逸で、すばらしかったです。
日本映画復活!!
最高の気分で帰宅しました。
モノクロ世界感いいですね
カラー版を先に観ており、展開も結末も知ってはいるものの、モノクロの世界は、とても新鮮に感じました。同じゴジラでも、違うイメージで、怖さが増していました。カラー版からの置き換えではなくて、最初から、モノクロを意識して、工夫した色調や、ライティングで作るのもアリだと思います。
カラーより先にモノクロを見たかった!
平成生まれでVSシリーズ好きな私からしたら、カラーもおもしろかったが物足りなさも感じていました。
怪獣同士のバトルが見たいなと
でもモノクロ版は、ゴジラVS人だからこそいいと感じました。
ゴジラにほんまに恐怖し絶望することができました。
ゴジラのテーマ曲もモノクロにここまで一致するもんなんですね。
できることならカラーの記憶を消して先入観なしで味わいたかった…
正規版はマイナスカラーとしても良い
マイナスワンは、2023.11.3の公開初日にエキスポシティ109シネマズの超巨大IMAXで鑑賞しました。
ものすごいVFXの迫力と、エモい劇伴が非常に気に入ったので、マイナスカラーも鑑賞する事にしました。
大阪では小規模スクリーンの上映ばかりでしたが、梅田TOHOシネマズだけは、700席のプレミアムスクリーンでの上映で、相変わらずの大迫力でした。
カラーに比べて圧倒的に情報量が減った事により、そこに映っているのが何なのか(例えば大戸島のシーンで、ゴジラ来襲後の橘の作業服のシミが、油汚れなのか血糊なのか等。)の判別が付きづらくなるので、それに伴う不安感や不気味さが倍増した様に思います。
人間というのは、正体不明な物に遭遇した際、それが何なのかが判れば安心して怖さが軽減されますが、何なのか判らないままだと、モヤモヤした不安感に苛まれる生き物だと思います。
その意味では、大戸島の呉爾羅や、東京大空襲の焼野原、ゴジラ来襲後の銀座の瓦礫等、情報量減少に伴う不気味さが漂っていました。
いまだに第一作の評価が高いゴジラシリーズなので、時代設定しかり、モノクロにした事は、原点回帰に一歩近付いた気がしました。
カラーである事によって認識出来ていたVFXのアラ的な部分も上手くカモフラージュ出来ていて、本当の戦時中の映像であるかの如く錯覚して、ドキュメンタリー的なリアル感も倍増した印象でした。
また、典子の首の字が高コントラストで鮮明に見えましたし、放射熱線を吐く前に大きく吸い込んでいる空気の流れや、脱出装置で敷島が飛び出す瞬間も、今回初めてハッキリと目視出来ました。
本作に限っては、マイナスカラーを正規版として、それを天然色加工したのが、バージョン違いのマイナスワンだという位置付にしても良い位の完成度の高さだったと感じました。
そんなにモノクロで観たいですかねえ
リアルを求めた結果がモノクロ? ノスタルジーの方では?
戦時中のドキュメンタリー映像みたいでしょ? てことなのかなあ。
自分が求めたリアルは、強すぎないモンスターによるパニック映画でした。
大量破壊兵器を持たない日本人が、どう対峙するのかの部分で無理の少ない
設定に則った、シンプルな物語を期待していて、カラー版にドハマリ。
4回見ても物足りず、悶々していたら、このモノクロ版の公開。
散々悩んだんですが、百聞は一見に如かずでマイナスカラーを鑑賞。
うーーーん、ビミョーです。 やはりカラーで観たいなあ。
先の大戦の他の映画はみんなモノクロなら良かったのでしょうか?
ていうか、初代ゴジラ映画がモノクロだから、コレを見たいのでしょうか?
その初代ゴジラに思い入れがある人だけじゃないのかなあ。
SF映画がリアルに感じる時っていうのは、現実から少しだけ先の科学を
扱った時だけで、超未来の話とか、宇宙戦争とか、タイムトラベルとかは、
ファンタジーになってしまって、リアルにはなりようがない。
飛躍は過ぎれば及ばざるが如し、なんです。
その上で、その時代のリアルな色彩を見たいんですよね。カラー版の
マイゴジは、見事に昭和初期の色を作り上げていました。それがいい。
ごちゃごちゃ言って申し訳ありません、と言う事で個人の感想です、
やっぱりカラーの方が最高でした。
追伸・モノクロだからダメな映画というわけじゃないので、星一つだけの
差と致しました。 見納めは再びカラーの予定です。
こっちがオリジナル!必見!
カラー版見てないけど絶対こっちの方がいい!間違いない!色がうるさくないから映像からのメッセージがズバズバ響く!
ゴジラを何のメタファーとして鑑賞するか色々選択肢があってそれが深みを与えている感じ
残ってしまったもの、失うこと、生きること、人間ドラマもちゃんと入ってきたし
初代ゴジラへのリスペクト、メッセージ性の継承、時代背景のスッと入る感じ 白黒で上映すること前提で撮ったでしょって感じの演出もあったし
いやーいいもん見た
カラーで見ていても…
モノクロならではの迫力に時代にマッチした雰囲気がまた別ものの仕上がりに。マニアな方達以外はなかなか同作品を2回も見ることないと思うけどこれは見る価値あり。キャラクターの心情も新たに感じることあるはず。大画面で是非。
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