劇場公開日 2024年4月19日

「呪術廻戦」陰陽師0 ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5呪術廻戦

2024年4月30日
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鑑賞方法:映画館

興奮

なら良く知っているが、陰陽師も安倍晴明も日本の呪術の事も良く知らない。
 野村萬斎さんの陰陽師も観ていない。

 だけど、佐藤嗣麻子監督のファンなので、楽しみにしていた作品。
 GW前半ワンオペが終わり、よ〜やっと観れました。

 「Kー20 怪人二十面相・伝」
(VFX協力で山崎監督も参加!)や
学園ホラーの傑作「エコエコアザラク」が特に好き。

 自ら脚本も手がけるし、男前の演出にアクションまで撮れる!
 すごい監督だと思う。

 先日の「ゴジラ−1・0」のアカデミー賞・視覚効果賞受賞前、不安がっていたいう山崎監督に、
「絶対取るから心配しなくていい」と伝え、私は寝てました。と仰っていた記事を読みました。
 すごいw かっこいいのだ!

 本作も。。
 白組とタッグを組んだ幻想的で迫力があるVFXを駆使したシーンも多く、見応えがあった。

 アクション監督には、間違いないでしょ!の園村健介監督を起用!

 ロケーションも豪華!!
奈良公園・鷺池に浮かぶ浮見堂や、仁和寺、大覚寺、国宝の金堂での素晴らしいシーン!
 本物が持つパワーは圧倒的だった!
あんな場所ならば見えない何かが本当に見えそうだ!という説得力があった。

 呪いの舞いを舞う、あのお方のシーンもワクワクした。

 キャストも、賢人君、染谷君も良かったし、奈緒ちゃんも可愛かった!!
あんつん♡も、にじろ〜も好きなのに。
(2人共フェードアウトでさみし( ; ; ))

 帝の彼もナイスキャスティングだった。

 なのに、何故なんだろ?何かが足りない。
心に響くモノが少なかった(°▽°)

 もっと、おどろおどろしい凶悪な呪いを払うのかと思っていたので、若干の肩透かしをくらった印象。。
 人間のいやらしさ、陰謀なども、もっと胸くそで良かったし、怖がらせて欲しかった。

 そして結局の所、晴明は他の呪術師とはレベチな存在。圧倒的だった。

 人嫌いな晴明と良い奴過ぎる博雅との友情は上手く見せていたし、博雅とよしこ女王との叶わない恋模様は切なかったが、個人的に観たかったのはソコじゃなかったかな。。
 思っていた内容と違ったのでノリきれませんでしたが、映像は美しく、見応えがありましたヨ♪

 ストーリー展開もスムーズで、現実と精神の世界との融合も上手くまとめられており、破綻していないのは、さすが佐藤監督だと思いましたネ♪

 とりあえずみんな観て下さいね!
ヒットしないと次の予算が出ないよ。。

 ◯どーでもいい事◯
 女性陣の髪の毛がすごーーー長くて、私も生まれてから1回も髪の毛切らなかったら、こんなに長く伸びるのかな〜なんて思って見てました
( ´ ▽ ` )
 あと、山崎監督も佐藤監督もお忙しいだろうから、ちゃんとお二人の時間は持てているのかな?とか、余計なお世話な気持ちになったw

ゆき
みかずきさんのコメント
2024年5月2日

こんばんは
みかずきです

ゆきさんの気持ちはよく分かります。

本作は、夢枕獏の陰陽師シリーズを元にしたオリジナルストーリーです。時代的には陰陽師シリーズの前日譜、プロローグです。

安倍晴明役の山崎賢人は多忙ですが、予告編では今夏公開予定のキングダムは最終章になるとのこと。一段落つくはずです。

となると、本作の本編をシリーズ化する可能性が出てきます。
本作が、呪術合戦シーンに出し惜しみ感があるのは、シリーズ化を意識していると推察します。

本作がシリーズ化されることを期待します。

では、また共感作で。

ー以上ー

みかずき
MAKOさんのコメント
2024年5月1日

照明技師のお仕事ですか、旦那様は大変ですね。LED化で少しは軽くなったりしてるんでしょうか?

自分も原作のホラー要素が無い事がささやかな不満でしたが、続編にとって置いてるです。きっとそうです。

MAKO
ふわりさんのコメント
2024年5月1日

こんにちは。ワンオペお疲れ様でしたーー!
私もおどろおどろしくないので、あら?って感じでした。

ふわり