フジヤマコットントン

劇場公開日:

フジヤマコットントン

解説

富士山が見守る甲府盆地の中心部にある障害福祉サービス事業所「みらいファーム」で働く人々の姿を見つめたドキュメンタリー。

山梨県中巨摩郡の「みらいファーム」では、温かい雰囲気の中で、さまざまな障害を持つ人たちが思い思いの時間を過ごしている。彼らの日常に目を凝らし、仕事に取り組む姿を見つめていると、花の世話をしたり、絵を描いたり、布を織ったりする手つきに“その人らしさ”が見えてくる。友情、恋心、喪失とそこからの回復など、他者との関わりの中で醸成されていく感情と言葉を丁寧に記録し、時に人生に思い悩みながら生きる彼らの等身大の姿を魅力的に映し出す。

監督はコロナ禍に手がけたドキュメンタリー「東京自転車節」が話題となった青柳拓。みらいファームが青柳監督の母親の職場だったことから、青柳監督も幼い頃から同施設に親しんでいた。

2023年製作/95分/日本
配給:ノンデライコ
劇場公開日:2024年2月10日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
構成
大澤一生
プロデューサー
大澤一生
撮影
青柳拓
山野目光政
野村真衣菜
整音
渡辺丈彦
編集
辻井潔
音楽
みどり
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(C)nondelaico/mizuguchiya film

映画レビュー

5.0甲府盆地にある、障害福祉サービス事業所。そこに集う人々の日常のお話...

2024年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

甲府盆地にある、障害福祉サービス事業所。そこに集う人々の日常のお話。

それぞれの個性に応じて、
機織りに励む人、
絵を描く人、
植物に丹精込める人、
など、穏やかな日々を過ごす様子。

すぐ隣に寄り添ったような、どこまでも普段通りで自然体な、ほっとする映像でした。

密着ドキュメンタリーでは、中の人とどう近づくか、違和感なく接するかが、いつも関心事になりがちですが
青柳監督が舞台挨拶でおっしゃるには、母の勤務先がそこで、子供のころから出入りしていたと。
どうりで、違和感のない、じかに隣に居るような目線で、映像が撮れたわけです。
頭が下がります。

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woodstock

5.0仕事ってなんなの?

2024年4月24日
iPhoneアプリから投稿

幸せ

言葉少ないながら利用者の人たちの葛藤に触れて良かった。職員の利用者の方への寄り添い方は仕事仕事に追われている作業所の多い中見習うところです。

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hide shiba

3.0それぞれの生活

2024年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分にとっての居場所があるということは大事だなと改めて思えた映画だった。

ファームで生活する方々の大事な時間を切り取って観れたようで、欲を言えば、もうちょい的を絞っても良かったかな?と思った。

でも、素敵な場所にファームがあるなぁ……いいなぁ……

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yoccy

5.0日常の尊さ

2024年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

普段の様子が描かれているだけなのに、とても温かく気持ちの良い映画。かといって甘ったるくはない。まさに日常そのもの。登場人物同士のやりとりやエピソードひとつひとつに、笑ったり胸が詰まったりした。綿花を育て、やがて布地に織り上げる時間の流れを描きながらの展開もステキだった。

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silk-k