劇場公開日 2024年1月12日

「アメリカ側の立場で制作された作品 果たしてどちらが洗脳させられてい...」ビヨンド・ユートピア 脱北 Miさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0アメリカ側の立場で制作された作品 果たしてどちらが洗脳させられてい...

2024年3月5日
スマートフォンから投稿

アメリカ側の立場で制作された作品
果たしてどちらが洗脳させられているのか?

・脱北の旅路を映像で残していること。
・なぜ今脱北をする必要があるのかを理解すること。それは過去日本が朝鮮半島を自分の土地にしたことから始まることも説明されている。
・日本が戦後復興したのは第二次世界大戦後に、日本がアメリカに負けて、朝鮮半島が分断されたことで起こった朝鮮戦争の利益によってということも。東京タワーは朝鮮戦争の戦車でてきている。
・今もなお、アメリカとロシアの立場で世界が動かされているという事実。
・牧師さんの他者への愛

この作品を見て、ただ単に北朝鮮が怖いという恐怖というイメージだけを感じることと脱北する家族の気持ちに寄り添った感情が心を動かすだけでなく、今もなお日本人でさえ、戦後アメリカの立場に立っているということを感じさせるような映画だった。
(USAという歌がヒットしたことなど)
長きにわたる脱北ルートを映像を通して見られ、家族の感情を身近に感じるという点でとても良かったです。
そして、日本にいる在日朝鮮人の方達は日本に職を求めてやってきた主に今で言う韓国の人たちが多いこと、中国にいる在日朝鮮人は北朝鮮側の人たちが多いことなど、いろんな情報を知るきっかけになると良いなと思いました。
旅行していると日本では、結構良い観光地なのになかなか知られていないという国がある。そこは共産主義の国が多いと感じています。
日本人もある意味偏ったプロパガンダを見せられているのでは?と感じる時があります。
自分の目で見て自分で考える必要があり、いつの時代も奔走させられるのは一般市民ということを考えなければならないと改めて感じました。

Mi