劇場公開日 2001年6月30日

「人間とロボットの境界を問い直す」A.I. Kenjiさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0人間とロボットの境界を問い直す

2021年5月3日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
けんじ
けんじさんのコメント
2021年11月12日

人間とロボットの関係やロボットとしての生き方をを通して、あらためて「人間とは何か」ということが浮かび上がる作品だと思いました。未来を描くことで、これからの人間の在り方についても考えさせられる内容でした。重たいようで希望と優しさに溢れたラストだったと思います。『シンドラーのリスト』でも明確な悪人を描かずに、人が人を迫害する悲しさを描いてた。そこにスピルバーグの人間性が表れてる気がします。

けんじ
さんのコメント
2021年10月10日

けんじさんのレビュー拝見いたしまして、この映画、今一つしっくり来ずモヤモヤしていたのですが、おかげさまで少し理解できました。ありがとうございます。☺️
人間もロボットも最後は同じなんだなと僕は思いました。が、あまりにもデビットの捨て方が酷すぎたので、人間の傲慢さが劇場的に強調されすぎていて、自分は感情移入できませんでした。それは自分の弱さなのかもしれませんし、むしろ強いのかな、とも思うのですが。スピルバーグらしくない重いテーマのまま終わってしまったな、と思いました。ここから軽くなるのがスピルバーグの真骨頂だと思うのですが。。アメリカ人と日本人の感覚の違いもあるのかもしれませんね。あと、エーアイを作るにあたり、ロボットを責任をもって愛さないといけませんね。ペット以上に。

茂