SHOGUN 将軍 : 特集

【2024年を代表する作品が2月に現れた】真田広之と
ハリウッドの超一流制作陣が、超巨額の製作費で、
本気で戦国時代末期の日本の激動を描いた超大作！
かつてない極大スケールに圧倒、問答無用で面白い！

見える。2024年末に「今年のNo.1は『SHOGUN 将軍』」と語る人が大量に現れる様子が――。

「SHOGUN 将軍」（2月27日からディズニープラスの「スター」で独占配信）。このビジュアルからあふれるオーラを感じれば、鑑賞は不可避だろう。ハリウッドが「ゲーム・オブ・スローンズ」に匹敵すると言われる制作費を投じ、本気で戦国時代末期の日本を描いた戦国スペクタクル・ドラマシリーズだ。

日本が誇る名優・真田広之が主演・プロデューサーを務め、二階堂ふみら多くの日本人キャスト、「トップガン マーヴェリック」「ザ・ボーイズ」のクリエイターとともに渾身の一作を世界に放つ。辛口批評サイト「ロッテントマト」では100％支持（批評家スコア／2月14日時点）の最高評価を得ており、クオリティは折り紙付き。そして実際に観ても、すさまじい、とてつもない面白さがある――。

この記事では、実際に本編を観た編集部が魅力をわかりやすく解説し、熱烈にレコメンドしていく。「SHOGUN 将軍」、ぜひ体感してほしい。

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＞＞「SHOGUN 将軍」作品情報（キャスト・スタッフ情報や、映画.comユーザーのレビュー・評価など）はこちら！

ジェイムズ・クラベルのベストセラー小説を映像化。舞台は関ヶ原の戦い前夜の日本。徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた曲者たちが、天下獲りに向け陰謀と策略を張り巡らせる群雄割拠の動乱を紡ぎ出す。全10話で、初回（2月27日）は2話配信。その後は毎週1話ずつ追加されていき、最終話は4月23日配信予定。

【今年No.1級のクオリティ】「できるだけすごい作品
を観たい」なら…「SHOGUN」は今すぐチェックすべき

まず、圧倒的な作品力を解説していこう。

Courtesy of FX Networks

真田広之がついにハリウッド大作に初主演し、かつプロデューサーも兼務。本人にとっても、日本の映画ファンにとってもメモリアルな作品となった。

そして製作総指揮には「トップガン マーヴェリック」の原案を務めた“大物”ジャスティン・マークスが名を連ね、演出には「ザ・ボーイズ」を手掛けたフレッド・トーイ監督、「山女」などの福永壮志監督ら……一流の面々が、3ケタ億円と推定できる巨額の制作費を投じ、いまだかつてないビッグ・スケールで、激動の戦国時代末期を描破しているのだ。

さらにキャストにはアンナ・サワイ、浅野忠信、平岳大、西岡徳馬（徳は旧字体が正式表記）、二階堂ふみらが出演し、端役ではなく主要キャラとして全編にわたって登場。矢継ぎ早に繰り出される名演も相まって、辛口批評サイト「ロッテントマト」では100％支持の超高評価となっている。例えるならば、戦国版「ゲーム・オブ・スローンズ」だ。

Courtesy of FX Networks

本作はディズニープラスで独占配信。ディズニープラスといえば、日本でのサービス開始から約5年が経過し、今や「ガンニバル」「ムービング」などの超刺激作を連発する“最も勢いがあるVODサービス”として地位を確立しつつある。

品行方正、清廉潔白が求められる世の中で、観る者を狂わせるほどの刺激を。その最新作である「SHOGUN 将軍」は、2024年を代表する作品のひとつとなる――そう確信するほどのクオリティなのだ。

今観なければ、時代に置いていかれる可能性すらある。ディズニープラスに加入するなら、「SHOGUN 将軍」がやってくる今が“その時”だ。

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Courtesy of FX Networks

本作の配信決定ニュース（第一報）は2023年11月にもたらされたが、同月の映画.comのニュース記事のなかで、最も読まれた（最大のページビューを計測した）のが、この「SHOGUN 将軍」の第一報だった。

つまり、映画ファンの間でも特に話題になっている超期待作ということ……とはいえ、かつてないビッグ・スケールはわかったが、実際に観て面白いかどうかは別問題。そこで映画.com編集部が、その内容を確かめてきた。

次のパートから鑑賞レビューをご紹介しよう。

【実際に観てみた】映画.com編集部も“本気”に絶句
「トンデモ日本じゃない…どの要素も120点満点」

序盤からフルスロットル、まさに神回のつるべうち。第1～3話もすごいが特に第4話からがとんでもなく、終盤には大どんでん返しが……。絶句するほど満足した映像体験を、5つのポイントに分けて記していく。

真田広之の存在の大きさが筆者の脳髄をシビレさせた。主人公である戦国最強の武将・吉井虎永に扮し、領地に漂着した英国人航海士と出会い、ともに乱世を生き抜く姿を体現。その演技はとことん威厳に満ち、同時に神秘的だ。

人の内面や時代の行く末を見透かすような眼差し、穏やかだが殺気がこもった言葉の数々、底知れない器を感じさせる人間性……まさに明鏡止水の境地の真田広之に、感服の念が駆け巡った。

そして真田と虎永は、現代社会に重要なメッセージをも体現する。それは彼自身が語る「戦争を終わらせることができる者が、英雄である」……日本人がハリウッド超大作で主演する時代が訪れたことも含め、今観るべき一作だと痛感することができた。

Courtesy of FX Networks

予告編を観て、アクションや殺陣、合戦シーンに対して「面白そうだ」とモチベーションが高まっていた。本編ではどうだったか？　最高だった……。

例えば、画面を埋め尽くす甲冑姿の武士たちが出陣する場面。最新の撮影機材と渾身の美術などが相乗効果を生み、皮膚がビリビリと震えるほどの迫力を感じた。大軍が動く壮大な戦闘、緊迫の追走劇、船での海上戦、夜襲など、各話ごとにすさまじいスケールの見せ場があり、目の当たりにすれば興奮を通り越した“強い感動”を味わえる。

Courtesy of FX Networks

しかし、その感覚を文字で知ってしまうのは大変もったいない。だから、これ以上に詳しい説明は割愛する。茫然自失とする映像体験をぜひ本編で確かめてほしい。

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次に、「全員、カリスマ」とも言える強烈キャラが多数登場し、ドラマを紡いでいく点にも言及しなければならない。

関ヶ原の戦いに突入しゆく戦国時代で、徳川家康がモデルの虎永と、石田三成がモデルの石堂という宿命の好敵手が、覇権をかけて争うアツさ。その争いは単なる武力による激突にとどまらず、頭脳や知恵を駆使した戦いでもあるため、知的興奮も深く強い。そして演じる真田広之（「ラスト サムライ」「ジョン・ウィック　コンセクエンス」など）と、平岳大（「グランツーリスモ」など）という豪傑たちが散らす演技の火花もまた、大変にアツかった。

主人公の1人である按針（侍になったイギリス人／演：コズモ・ジャービス）は「スター・ウォーズ」のハン・ソロと共通点も多く、個人的に猛プッシュしたい。女性たちも際立って素晴らしく、謀反人の娘として“穢れ”を背負う鞠子（演：アンナ・サワイ）、按針の正室となる藤（演：穂志もえか）、遊女の菊（演：向里祐香）らは、その生き様を通じ、愛の正体と世界を動かす力を明らかにしてみせる……。

ああもう、キャラクターの魅力はとても語り尽くせそうにない！　彼・彼女らのほとんどが、意識的にせよ無意識にせよ、どこか死を望んでいる点も興味深い。死を傍らに置きながら、それでもなお人々は生き、戦う――感情移入すれば、この作品の底力を目ではなく心で感じるはず。

Courtesy of FX Networks

多くのユーザーは「日本の描写」を不安に思うだろう。しかし心配は無用。本作に“あり得ない日本”はほぼなく、筆者が観て「非常にリアル・迫真・クオリティが高い」と率直に感じる、ガチ中のガチな描写にあふれていたのだ。

ひとつポイントを挙げるならば、セリフ回しが良い。「事ここにいたっては、直ちに切腹されるがしかるべき策にございまする」などという文章がスラスラ飛び出すくらい本格的。そして全編の約8割が日本語セリフだが、主要の日本キャストはもちろん、名もなき通行人にいたるまで、イントネーションの違和感がほぼゼロだった。これは本当に画期的なことだ。

Courtesy of FX Networks

さらに甲冑や家屋など、微に入り細を穿つクオリティ。これほどのリアルさは、真田自らが日本人の立ち振る舞いや話し方、小道具にいたるまで入念にチェックしたことで実現されている。真田ら制作陣の尽力に、作品鑑賞を超えた情動が込み上げてくる。

さらに強く「観たい」と思ってもらえるようなポイントを畳み掛けていこう。

日本を代表するキャスト陣が、ハリウッドの超大作ドラマで堂々たる存在感。二階堂ふみが茶々／淀殿がモデルの“落葉の方”に扮しており、彼女が背負ってきた業や苦悩を圧巻のすごみで体現。現場の空気に負けないどころか、支配するかのような名演だった（ちなみに二階堂はNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」でも淀殿役）。

続いて浅野忠信演じる“虎永の家臣で、裏表の顔をもつ”樫木藪重も、二枚舌の人間臭さが大好きになった。ほか、ここまで触れていない面々で言うと、西岡徳馬（徳は旧字体が正式表記）、阿部進之介、竹嶋康成、金井浩人、倉悠貴らも、軒並み俳優人生をかけたような熱演。異常な気迫を帯びた画面を観れば、感情がブーストされていくだろう。

さらにさらに、1話で人の首がとんだり、ある人物が釜茹でにされ、村中に断末魔が響き渡るといった地獄みたいなシーンなど、刺激は十二分。一方でイギリス人の按針が、心を込めて英国の手料理を振る舞おうと張り切るなど、思わず笑ってしまう場面もあり、感情が縦横無尽に揺さぶられ続ける。

Courtesy of FX Networks

さらに。さらにさらにさらに。プライドに生き、プライドのため死ぬ“侍”たちによる壮絶なドラマは、やがて驚愕の“どんでん返し”を繰り出してくるから、筆者はもう鳥肌が立ちっぱなしだった。

物語序盤から終盤にかけ「早く次が観たい」とボルテージが上がり続け、全10話をあっという間に鑑賞し心から満足――2024年を代表するであろう「SHOGUN 将軍」を、世界はどう観るのか？　今から反響が楽しみだ。

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【では、観客の反響は？】SNSも圧倒と激賞の声
「とんでもない」「興奮100％」「完全に引き込まれた」

Courtesy of FX Networks

本作に熱狂したのは映画.comだけではない。観客を対象にプレミア試写会を実施し、その感想をX（旧Twitter）につぶやいてもらった。

寄せられたのは、圧倒、激賞、感動、陶酔……我々が驚くほどの熱量で上げられた声を列挙していこう。

「瞬き厳禁　とんでもない作品が配信されるぞ！」

「圧倒的完成度　ストーリー、音楽、VFX、演出等々、その全てが完成しきっている　これぞ観たかったドラマだ！」

「どこまで戦国時代末期を描けるのか？　最初は上から目線的に観ていたら、完全に引き込まれました。製作陣の本気度わかりました。10話まで全部観たくなる作品」

Courtesy of FX Networks

「時代劇の最終形態と言える傑作！」

「ふだん海外映画でモヤつくトンチキジャパン度はゼロな上にセットも衣装も豪華…！　そして真田さん演じる虎永が非常～～～にかっこよかった…!!!　2話まで観たけど続きが気になってこれ完全にディズニープラス入らなきゃいけないやつ」

「映像の力強さが半端じゃない！　セットも衣装も本格的で、少しも違和感を感じさせない！　どの場面もかなり凝っていて見応え抜群でした!!」

Courtesy of FX Networks

「毎シーン豪華絢爛フルコースで感動」

「ハリウッドのスケール感と日本の武士道＆侘び寂びが融合した唯一無二の世界観」

「真田広之さんが刀を振り下ろした瞬間、私の興奮メーターも100％に！　あの殺陣の美しさは訓練の賜物。真田さんへの尊敬を新たにしました」

以上、「SHOGUN 将軍」特集はいかがだっただろうか？　我々は本編を強烈に楽しんだ。だからユーザーの皆様にも強烈におすすめしたい。2024年、絶対に観逃してはならない超大作だ。

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