マーベル「ホークアイ」 : 特集
「ホークアイ」第6話レビュー&X'masイベントレポ
大迫力の映像&音響で鑑賞したら、感涙不可避だった!
「アベンジャーズ」シリーズに登場する弓の達人ホークアイを主人公にした単独ドラマ「ホークアイ」(全6話)の最終話が、クリスマス直前の12月22日にディズニープラスで配信されました!
人間味あふれるホークアイへの共感性や、ユーモアとドラマが融合した物語展開が人気を博している同シリーズ。クライマックスの決着に世界中の熱視線が集まっていましたが、このほど、最終話を最高の環境で堪能できるイベント“「ホークアイ」クリスマスパーティ”が開催されたので、映画.com編集部が潜入取材を敢行!
その体験レポートと、そこで鑑賞した「ホークアイ」最終話のレビューをお届けします。
【「ホークアイ」最終話レビュー】X'masに最速鑑賞!
“本当の意味でのヒーロー達”の物語はどう決着する?
クリスマスイベントの会場となったのは、東京・表参道のとあるゲストハウス。ここで最終話の鑑賞会やさまざまな体験をすることができた。
まず、ファサード(正面外観)から作品世界にぐっと引き込まれた。エントランスは「ホークアイ」カラーの紫にライトアップされ、クリスマスツリーは同作のオーナメントで飾り付けられ、プレゼントボックスには矢が刺さっている。クリスマスの時期を舞台に描かれる物語とリンクした空間演出が、ワクワク感を一層盛り上げる。
さらには会場のいたるところに場面写真が掲出され、それだけでなく、ホークアイとケイトとピザドッグとの3ショットが撮れるフォトエリアまで完備。その場にいるだけで、最終話への期待が否応なしに高まってきた。
●ディズニープラスの画質と音質が別次元…ほとんど“ひとり映画館”状態に!
さらには、ディズニープラスが直近のアップデートで4K UHDの高画質と5.1ch及びドルビーアトモスの高音質(※それぞれ対応機器、対象作品のみ)に対応したことを受け、そのクオリティを体験できるコーナーも設置。4K UHD テレビモニターやドルビーアトモス対応のサラウンドヘッドホンなどが置かれており、実際に作品を楽しむことができた。
「ホークアイ」もこの画質と音質で鑑賞可能なため、最終話となる第6話を前に、体験コーナーで第5話を復習してみた。4Kモニターとサラウンドヘッドホンで観てみると……これが凄まじかった……!
モニター越しに肌の質感まで伝わってくる高画質はもちろんオススメなのだが、音質はさらに別次元と言っていい。服や指先が擦れるわずかな音や、息遣いまではっきりと聞き取れるほか、サラウンド音響なのでそれぞれのキャラクターの距離感が音で再現。臨場感、没入感が“ひとり映画館”状態なのだ。
これで心の準備は万端。さあ、これからどんな展開を魅せてくれる!? ワクワクしながら、4K UHD テレビモニターに5.1chサラウンドの大音量が響く、「ホークアイ」最終話視聴会場へ入った。
●いよいよ最終話鑑賞! 感涙不可避のシーンが…!
本シリーズは“ヒーローになりたい”ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)と、“ヒーローを辞めてクリスマスを家族と過ごしたい”ホークアイことクリント・バートン(ジェレミー・レナー)の活躍を、ときにはユーモアたっぷりに、ときにはシリアスに描いた物語。最終話では、物語で中心的に描かれていた事件の謎と黒幕が明らかになり、クリスマスが目前に迫るなか最終決戦が繰り広げられる――。
今回もっとも注目したいトピックといえば、“ケイトはホークアイの相棒になれるのか”だった。第5話までは、頑なにケイトを突き放してきたホークアイだったが、ケイトがある出来事で打ちのめされ、「これは私の問題。家族の元に帰って。クリスマスには間に合う」と話すと、ついに「きみは俺の相棒だ。片付くまでどこにも行かない」と宣言。予想もしなかったホークアイの言葉に、ケイトが息を飲むシーンはひたすら胸アツだ。
さらに、ヒーローには大きな責任と犠牲がともなうことを熟知しているホークアイが、ケイトに「やるなら覚悟が必要だ」と説くシーンでは、彼女が信じるヒーロー像が明らかに。それは、幼いころに見たホークアイそのものだった……!
ケイトは「ヒーローとは特殊能力を持つ人ではなく、正しいことを勇敢にやり通せる人だとあなたが教えてくれた。覚悟はできてる」と、これまでになく真剣に語る。特殊能力を持たないものの、アベンジャーズの一員として戦ってきたホークアイが、この言葉に思わず……その様子は感涙必至だ。
相棒となったホークアイとケイトは、壮絶な過去を持つ“エコー”ことマヤが属する「スポーツジャージマフィア」と戦うため、さまざまな機能が付いた“トリックアロー”を開発。エアバッグ弾や閃光弾、ピム粒子弾など、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では見られなかった新たなホークアイの戦闘シーンも見逃せない!
●「エンドゲーム」「ブラック・ウィドウ」での“心の傷”に決着をつける最終話
また、ホークアイを中心とした、“かけがえのない存在を失った者”同士の対決も見どころのひとつ。ホークアイのせいで“姉”ナターシャ(ブラック・ウィドウ)を失ったと思っているエレーナが、悲しみと怒りに任せてホークアイに襲い掛かる。しかし、ホークアイもまたナターシャという親友を失ったことを悲しみ、そして自分自身に怒りを抱いていることに気がつく。
この対決の結末は、エレーナとホークアイが負った傷だけではなく、「アベンジャーズ エンドゲーム」と「ブラック・ウィドウ」でナターシャへの思いを募らせたファンの心にも決着をつけてくれるだろう。
最終話で描かれるそれぞれの戦いが、今後のMCUに繋がっていくのは火を見るより明らか。特に“ホークアイの相棒”となったケイトと、“2代目ブラック・ウィドウ”であるエレーナに注目したい。ふたりのユーモアたっぷりの掛け合いを見ていると、いつかスクリーンで友情が芽生える様子を見られるのでは……と思わずにはいられない。(ちなみに、過去に決着をつけた“エコー”ことマヤの物語は、本作のスピンオフドラマ「エコー(原題)」で描かれることが決定している)
そして「ホークアイ」全6話が配信された今こそ、イッキ見のチャンス! クリスマスや、年末年始の休暇中に、鑑賞済みの人も未鑑賞の人も、1~6話をノンストップで味わい尽くしてもらいたい。特殊能力に頼るのではなく、正しいことを勇敢にやり通せる人=本物のヒーローたちの活躍に、心の底から痺れる冬がやってきた!
新ディズニープラスで、あなたのおうちを映画館に!
熱っぽく語ってきた「ホークアイ」ですが、本作を観られるのは、定額制公式動画配信サービス「ディズニープラス」だけ!
同サービスは月額990円(税込み)・見放題で利用でき、自宅のPCやスマートフォン、タブレットなどで楽しむことができます。しかし映画.comが、映画ファンの皆様に対し、声を大にして伝えたいのはそこのみではありません。
ディズニープラスの最大の魅力は、実は画質と音質なんです! “おうち映画”において「自宅で映画館並みの体験は味わえない」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。そんななか、ディズニープラスは、直近のアップデートにより、目の前にリアルにいるかのような高精細映像を実現する4K UHD、音の粒まで感じ取れる5.1チャンネルおよびドルビーアトモスに対応。ワンランク上の映像体験を提供してくれるようになりました。つまりどういうことかというと……自宅でディズニープラスの作品を観ると、「あなたのおうちが映画館になる」んです!
※対応機器、対象作品のみ
さらに映画ファンの目を引くのは、その作品ラインナップの豊富さと豪華さ。「美女と野獣」などのディズニーの名作から、「アベンジャーズ」など世界的大ヒットを記録したマーベル作品、映画史に燦然と輝く「スター・ウォーズ」シリーズ、「トイ・ストーリー」など老若男女を唸らせるピクサー作品のほか、さらにさらに「デッドプール」など20世紀スタジオのエッジの立った傑作群が加わって……トップページの配信作品を眺めていると「もはや一生観ていられるな」と、笑顔になってしまうレベルの充実っぷりなので、ぜひ目を通してみることをオススメします。
映画は私たちに、実にさまざまなことを与えてくれます。切ない愛を。心晴れる笑いを。胸高鳴るスリルを。熱い興奮を。人生の大切な瞬間に刻まれた物語を。ずっと色褪せない心ときめく物語を。温かい思い出があふれる物語を。そして時を超えて家族をつなぐ物語を……。極上の音質と画質で映し出される、かけがえのない感情をくれる作品が、ディズニープラスであなたを待っています。