「カケラ」の映画評論検索結果

検索結果94件

ザ・カップ 夢のアンテナ : 映画評論・批評

ハリウッドのチベット関連作品にありがちな、あるいはハリウッド・スターが主張する「フリー、チベット」「フリー、ダライ・ラマ」的な匂いはもない。 続きを読む

2011年8月4日

エッセンシャル・キリング : 映画評論・批評

主観映像の中でその赤は生存本能だけではない人の徴(しるし)、欠片()の人性のようなものが男にまだあることを思わせる。人と獣。現実と頭の中の景色。生と死。 続きを読む

2011年7月26日

GO(2001) : 映画評論・批評

北朝鮮から韓国へ、突然国籍を変えた父親から、広い世界を見ろとハッパをれる杉原。ひとつひとつのエピソードから、「俺って何なんだ!」という杉原の疑問、モヤモヤした怒りが、ビンビン伝わってくる。 続きを読む

2011年7月15日

猟奇的な彼女 : 映画評論・批評

地獄のようにクールで、同情のもなく吐き捨てるタンカも痺れるチャン・ジヒョン。ふたりの奇怪な恋愛劇(?)は軽快かつスピーディに綴られていき、そのぶんエピソードも盛りだくさんだ。 続きを読む

2011年6月9日

シモーヌ : 映画評論・批評

もちろん、虚構の都、ハリウッドへの皮肉はたっぷりだし、スターを崇める大衆にもそれはたくさん振りれている。 が、それでも何かが足りない。笑いが爆発することはなく、印象はと言えば慎ましやか。 続きを読む

2011年5月30日

ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う : 映画評論・批評

<散骨>という言葉は美しい嘘で、その男は母娘3人(大竹しのぶ、井上晴美、佐藤)によって保険金をれ殺された老人の解体死体であった。 続きを読む

2010年9月17日

ソルト : 映画評論・批評

CIAの敏腕エージェントとして信頼が厚いヒロインのイブリン・ソルトが、ロシアの特殊機関で敵国の要人暗殺要員として育成された二重スパイの嫌疑をれ、汚名返上に着手するというプロット自体は、決して絵空事 続きを読む

2010年7月26日

ザ・ロード : 映画評論・批評

自分のパンクの出自はも感じさせない。 「プロポジション」の主演、ガイ・ピアースも友情出演の形でラストをおいしく決める。 続きを読む

2010年6月22日

抱擁のかけら : 映画評論・批評

抱擁の : 映画評論・批評 ここにもダブル、あそこにもダブル。「抱擁の」には、至るところに二重性が仕掛けられている。登場人物が名前や職業をふたつ持っているだけではない。 ... このサスペンスが「抱擁の」を貫く。1台のキャメラが嘘をつくと、その嘘はもう1台のキャメラによって暴かれる。この構造も危うい。アルモドバルは、映画とのきわどい接近戦から手を引こうとしていない。 続きを読む

2010年2月3日

スペル(2009) : 映画評論・批評

ひょんなことから顧客の老婆に逆恨みされたOLが3日間の理不尽な恐怖体験を無理強いされ、魂を地獄に持ち去られるという呪いをれる。 続きを読む

2009年10月27日