全米映画ランキング : 2025年1月31日~2025年2月2日

全米映画ランキング:2025年2月3日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2025年1月31日~2025年2月2日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 Dog Man

Dog Man

Universal

1 36,000,000 36,000,000
2 Companion

Companion

Warner Bros.

1 9,500,000 9,500,000
3 2 ライオン・キング ムファサ 7 6,113,000 229,510,210
4 3 One of Them Days

One of Them Days

TriStar Pictures

3 6,000,000 34,450,000
5 1 フライト・リスク

Flight Risk
「フライト・リスク」

Lionsgate
(クロックワークス)

2 5,600,000 20,907,918
6 4 ソニック × シャドウ TOKYO MISSION 7 3,225,000 230,549,000
7 5 モアナと伝説の海2

Moana 2
「モアナと伝説の海2」

Walt Disney
(ディズニー)

10 2,836,000 453,894,948
8 8 名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN

A Complete Unknown
「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」

Searchlight Pictures
(ディズニー)

6 2,164,000 66,691,601
9 10 ブルータリスト 7 1,865,690 12,116,310
10 9 Den of Thieves 2: Pantera 4 1,600,000 34,484,869

人気児童書を映画化した「Dog Man」首位登場! 2位は、サイボーグの女の子を描くSFスリラー

1月最終週の北米映画市場では、新作2本が、週末3日間(1月31日~2月2日)の興行収入ランキングのトップ10の上位に登場。しかし興行成績は、前週に引き続き、かなり低調な結果となりました。

ユニバーサルとドリームワークスのコメディアニメ「Dog Man(原題)」は、首位デビュー。本作は、ダブ・ピルキーによる同名の児童書が原作で、「スーパーヒーロー・パンツマン」(2017)のスピンオフ作品でもあります。警官の体と警察犬の頭がくっついた最強のヒーロー・ドッグマンが、宿敵の猫・ピーティーを追跡します。

ピーター・ヘイスティングス(「カントリー・ベアーズ」)がメガホンをとり、ピート・デビッドソン(「ダム・マネー ウォール街を狙え!」)らがボイスキャストとして参加。製作費4000万ドルに対し、週末3日間で興収3600万ドルをあげ、「スーパーヒーロー・パンツマン」のオープニング成績を上回りました。

ある億万長者の湖畔の家を舞台に、サイボーグの女の子・アイリスが、命がけのゲームに挑むSFスリラー「Companion(原題)」(ワーナー・ブラザース)は、2位に初登場しました。ドリュー・ハンコック監督がメガホンをとり、ソフィー・サッチャー(「ブギーマン」)、ジャック・クエイド(「ローガン・ラッキー」)らが共演。製作費1000万ドルに対し、週末3日間で興収950万ドルをあげました。

9位は、公開7週目を迎え、第97回アカデミー賞で10部門にノミネートされた「ブルータリスト」(A24)。アカデミー賞で作品賞、監督賞(ブラディ・コーベット)、主演男優賞(エイドリアン・ブロディ)、助演女優賞(フェリシティ・ジョーンズ)、助演男優賞(ガイ・ピアース)、脚本賞(コーベット)、美術賞、撮影賞(ロル・クローリー)、編集賞(ダービド・ヤンチョ)、作曲賞(ダニエル・ブルンバーグ)の10部門に選出されました。

ブロディは、第2次世界大戦下のホロコーストを生き延び、著名な実業家・ハリソン(ピアース)に雇われ、一世一代のプロジェクトとなる礼拝堂建設に挑むハンガリー系ユダヤ人の建築家、ラースロー・トートを演じました。製作費1000万ドルに対し、週末3日間で興収180万ドルを記録。累計興収は1200万ドルを突破しました。

2025年2月3日更新 Dan Knighton

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