全米映画ランキング : 2024年5月31日~2024年6月2日

全米映画ランキング:2024年6月3日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2024年5月31日~2024年6月2日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 2 ねこのガーフィールド

The Garfield Movie
「ねこのガーフィールド」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 14,000,000 51,572,331
2 3 ブルー きみは大丈夫

IF
「ブルー きみは大丈夫」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

3 10,800,000 80,428,950
3 1 マッドマックス フュリオサ

Furiosa: A Mad Max Saga
「マッドマックス フュリオサ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 10,750,000 49,667,619
4 4 猿の惑星 キングダム 4 8,800,000 139,996,059
5 5 フォールガイ

The Fall Guy
「フォールガイ」

Universal
(東宝東和)

5 4,200,000 80,285,405
6 6 The Strangers: Chapter 1 3 3,600,000 28,365,840
7 劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 1 3,500,000 3,500,000
8 In a Violent Nature 1 2,119,000 2,119,000
9 Ezra

Ezra

Bleecker Street Media

1 1,183,581 1,183,581
10 7 Sight

Sight

Angel Studios

2 1,084,918 5,888,028

「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」7位に初登場!

5月最終週の北米映画市場は、週末3日間の興行収入ランキングで、3本の新作がトップ10にランクイン。しかし、観客動員数が1カ月間上昇を続けた反動に見舞われたのか、市場全体の興収は5月で最も低い数字となりました。

興収ランキングの1位となったのは、先週2位だったファミリーコメディアニメ「The Garfield Movie(原題)」(ソニー)。上映館数を増やし、北米で最も広く上映された作品となりました。週末3日間で興収1400万ドル、累計で興収5100万ドルを突破しています。

公開3週目のファンタジードラマ「ブルー きみは大丈夫」(パラマウント)は、先週首位だった「マッドマックス フュリオサ」(ワーナー)をおさえ、2位にアップ。週末3日間で興収1000万ドルを記録しました。累計で興収8000万ドルを超え、2024年公開作品のなかで8位となっています。

日本の人気アニメシリーズの劇場版「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」(クランチロール、ソニー)は、大健闘の7位デビュー。週末3日間で興収350万ドルをあげました。全米での公開館数は1119館で、1館あたりのアベレージは約3249ドルと、トップ10作品の中では2番目の好稼働です。

カナダとアメリカの合作ホラー「In a Violent Nature(原題)」(IFC Films)は、8位に初登場。オンタリオの森で暴れ回る無言の殺人鬼の恐怖を描いています。クリス・ナッシュ監督(「ABC・オブ・デス2」)がメガホンをとり、24年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、週末3日間で興収210万ドルを記録しています。

9位は、ボビー・カナベイル(「ブロンド」)が主演を務めたコメディドラマ「Ezra(原題)」(ブリーカー・ストリート)。カナベイルは、自閉症の息子を連れて、クロスカントリーの旅に出るコメディアンの父親を演じました。元妻役にローズ・バーン、父親役にロバート・デ・ニーロを配するほか、ウーピー・ゴールドバーグ、レイン・ウィルソン、ベラ・ファーミガらが共演。トニー・ゴールドウィン(「オーバー・ザ・ムーン」)が監督を務め、デ・ニーロが製作総指揮に名を連ねています。週末3日間で興収110万ドルを記録しました。

2024年6月3日更新 Dan Knighton

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