全米映画ランキング : 2023年7月28日~2023年7月30日

全米映画ランキング:2023年7月31日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2023年7月28日~2023年7月30日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 バービー

Barbie
「バービー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 93,000,000 351,402,851
2 2 オッペンハイマー

Oppenheimer
「オッペンハイマー」

Universal
(ビターズ・エンド)

2 46,200,000 174,060,430
3 ホーンテッドマンション 1 24,200,000 24,200,000
4 3 サウンド・オブ・フリーダム 4 12,409,300 148,972,065
5 4 ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE 3 10,725,000 139,233,033
6 TALK TO ME トーク・トゥ・ミー 1 10,028,632 10,028,632
7 5 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 5 4,000,000 167,084,867
8 7 マイ・エレメント

Elemental
「マイ・エレメント」

Walt Disney
(ディズニー)

7 3,400,000 144,983,672
9 6 インシディアス 赤い扉 4 3,175,000 78,082,000
10 Rocky Aur Rani Kii Prem Kahaani

Rocky Aur Rani Kii Prem Kahaani

Moviegoers Entertainment

1 1,573,720 1,573,720

「バービー」「オッペンハイマー」好調続く 「ホーンテッドマンション」は3位デビュー

コロナ禍以降で最高となる累計興行収入をおさめた前週に続き、7月最後の週末も、北米映画市場は変わらぬ好調ぶりを見せました。チケット売上からの収入は、この1年で2番目に高い数字となりました。

「バービー」(ワーナー・ブラザース)と「オッペンハイマー」(ユニバーサル)は、先週に引き続き、それぞれ1位と2位をキープ。両作品とも、上映館数を増やしています。「バービー」は週末3日間で興収9300万ドルを記録。累計興収は3億5100万ドルで、2023年公開作品のなかで4位となりました。「オッペンハイマー」は、週末3日間で興収4600万ドルをあげました。累計興収は1億7400万ドルで、同じく23年公開作品のなかで興収9位に入りました。

ディズニーランドの人気アトラクションを実写映画化した「ホーンテッドマンション」(ディズニー)は、3位デビュー。999人のゴーストが住むという呪われた洋館で暮らすことになった親子と、怪奇現象の解明のためにやってきたエキスパートたちが、ゴーストたちと繰り広げる攻防をコミカルに描いています。ロザリオ・ドーソン、ラキース・スタンフィールド、オーウェン・ウィルソン、ティファニー・ハディッシュ、ダニー・デビートらが共演。製作費1億5000万ドルに対し、週末3日間で興収2400万ドルを稼ぎ出しました。

6位には、A24のホラー「Talk to Me(原題)」が初登場しました。同作は、23年のサンダンス映画祭でプレミア上映されたオーストラリア映画。霊を呼び出す方法を発見した仲間たちは、新たなスリルに夢中になりますが、やがて仲間のひとりが恐ろしい超自然的な力を解き放ってしまいます。ホラー系YouTuberの「RackaRacka」ことダニー&マイケル・フィリッポウが、本作で長編映画デビュー。週末3日間で、製作費の2倍以上となる1000万ドルをあげるスマッシュヒットを記録しました。

ボリウッド映画「Rocky Aur Rani Ki Prem Kahaani(原題)」(Moviegoers Entertainment Ltd)は、10位にランクイン。デリーを舞台に、文化的背景が全く違う2組の家族を描いています。インドと北米で同時公開され、北米では週末3日間で興収150万ドルをあげています。

2023年7月31日更新 Dan Knighton

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