全米映画ランキング : 2022年12月30日~2023年1月1日

全米映画ランキング:2023年1月2日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年12月30日~2023年1月1日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 アバター ウェイ・オブ・ウォーター 3 63,444,000 421,561,914
2 2 長ぐつをはいたネコと9つの命 2 16,310,000 60,717,330
3 6 ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 8 4,830,000 437,975,653
4 3 ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY 2 4,250,000 14,870,000
5 4 バビロン

Babylon
「バビロン」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

2 2,730,000 10,139,502
6 5 バイオレント・ナイト 5 2,130,000 47,520,295
7 7 ザ・ホエール

The Whale
「ザ・ホエール」

A24
(キノフィルムズ)

2 1,330,685 5,777,882
8 9 フェイブルマンズ

The Fabelmans
「フェイブルマンズ」

Universal
(東宝東和)

6 1,140,000 12,215,220
9 8 ザ・メニュー

The Menu
「ザ・メニュー」

Searchlight Pictures
(ディズニー)

7 1,070,000 36,128,899
10 10 ストレンジ・ワールド もうひとつの世界 6 538,000 37,029,290

「アバター WOW」V3! 「長ぐつをはいたネコと9つの命」も好調

新年を迎えた北米映画市場は、22年のクリスマスやサンクスギビングの週末を上回り、活況を呈しました。実際、年末を飾る週末としては、2020年代で最高の興行収入を記録。例年通り、正月休みに公開される大作はなく、今冬シーズンの大ヒット作に多くの観客が集まりました。

歴史的な製作費を投下した、20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、3週連続で首位を獲得。週末3日間で興収6340万ドルをあげました。1月3日までの累計興収は4億5000万ドルを突破し、マーベルの「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」を超え、2022年公開作品の興収ランキングで2位となっています。

2位は、ユニバーサルのアニメ「長ぐつをはいたネコと9つの命」。上映館を拡大したことで、公開週末よりも好調に推移し、週末3日間で興収1600万ドルを記録しました。製作費8000万ドルに対し、1月3日までの累計興収は7000万ドルに達しており、国内興収で、製作費を上回る見通しです。

一方、デイミアン・チャゼル監督(「ラ・ラ・ランド」)によるパラマウントの「バビロン」は、興行的に苦戦する結果に。上映館を拡大し、週末3日間で興収270万ドルをあげましたが、先週末からワンランクダウンの5位となりました。1月3日までの累計興収は1000万ドルを超えましたが、製作費7000万ドルには遠く及ばない結果となりました。

2023年1月2日更新 Dan Knighton

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