全米映画ランキング : 2019年3月8日~2019年3月10日
全米映画ランキング:2019年3月12日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2019年3月8日~2019年3月10日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Captain Marvel | 1 | 153,000,000 | 153,000,000 | |
2 | 1 | How to Train Your Dragon: The Hidden World | 3 | 14,696,000 | 119,662,125 | |
3 | 2 | 2 | 12,050,000 | 45,879,810 | ||
4 | 4 | The Lego Movie 2: The Second Part | 5 | 3,825,000 | 97,109,961 | |
5 | 3 | Alita: Battle Angel | 4 | 3,200,000 | 78,346,064 | |
6 | 5 | Green Book | 16 | 2,488,000 | 80,139,871 | |
7 | 7 | Isn't It Romantic | 4 | 2,410,000 | 44,154,720 | |
8 | 6 | 3 | 2,188,868 | 18,656,958 | ||
9 | 8 | Greta | 2 | 2,161,000 | 8,251,735 | |
10 | 15 | Apollo 11 | 2 | 1,301,000 | 3,780,952 |
マーベル・スタジオ最新作「キャプテン・マーベル」がメガヒットデビュー
先週末の全米ボックスオフィスは、マーベル・スタジオ最新作「キャプテン・マーベル」が約1億5300万ドルのオープニング興収で見事首位デビューを果たした。
同作はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の第21作にあたる、「アベンジャーズ」誕生秘話を描いたサスペンスアクション。1995年、ロサンゼルスのビデオショップに落ちてきた女性戦士が、彼女の「記憶」を狙い地球にやってきた異星人らと戦いながら、本当の自分を取り戻すための旅が描かれる。
MCUの中では、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(18年/約2億5700万ドル)、「アベンジャーズ」(12年/約2億700万ドル)、「ブラックパンサー」(18年/約2億200万ドル)、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(15年/約1億9100万ドル)、「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(16年/約1億7900万ドル)、「アイアンマン3」(13年/約1億7400万ドル)に次ぐ歴代7位のOP興収を記録。レビューも上々で幸先の良いスタートとなった。
監督は、マーベル映画では初の女性監督となるアンナ・ボーデンと、ボーデンとともに「ハーフネルソン」などでコンビを組んできたライアン・フレック。タイトルロールに「ルーム」のオスカー女優ブリー・ラーソンのほか、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン、ジュード・ロウ、アネット・ベニング、ベン・メンデルソーン、ジャイモン・フンスー、リー・ペイス、クラーク・グレッグらが出演。
2位は前週まで2週首位だった「ヒックとドラゴン」シリーズの最終章「ハウ・トゥ・トレイン・ユア・ドラゴン ザ・ヒドゥン・ワールド(原題)」。累計は約1億2000万ドルに。3位にはタイラー・ペリーの代表作「マデアおばさん」シリーズの最新作「Tyler Perry's A Madea Family Funeral」が続いた。
また10位には1969年に史上初の月面着陸に成功したNASAの宇宙船「アポロ11号」の真実に迫ったドキュメンタリー「Apollo 11」が滑り込んだ。
今週末は、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のルパート・ワイアット監督によるSFスリラー「Captive State」(ジョン・グッドマン&ベラ・ファーミガ出演)に、ヘイリー・ルー・リチャードソン&コール・ スプラウス主演の青春ドラマ「Five Feet Apart」、パラマウント&ニッケルオデオン製作の3Dアニメ「Wonder Park」が公開となる。
2019年3月12日更新 藤井竜太朗