国内映画ランキング : 2006年12月9日~2006年12月10日
映画ランキング : 2006年12月12日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2006年12月9日~2006年12月10日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 初 | 硫黄島からの手紙配給:ワーナー | 丸の内ピカデリー1ほか 松竹・東急系 | 1 | |
2 | 1 | 武士の一分配給:松竹 | 丸の内ピカデリー2ほか 松竹・東急系 | 2 | |
3 | 2 | 007/カジノ・ロワイヤル配給:ソニー | サロンパス・ルーブル 丸の内ほか松竹・東急系 | 2 | |
4 | 初 | NANA2配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 1 | |
5 | 3 | デスノート/the Last name配給:ワーナー | 丸の内プラゼールほか 松竹・東急系 | 6 | |
6 | 初 | オープン・シーズン配給:ソニー | 日劇3ほか東宝系 | 1 | |
7 | 4 | プラダを着た悪魔配給:フォックス | 日比谷スカラ座ほか東宝系 | 4 | |
8 | 初 | 映画 ふたりはプリキュア デジモンセイバーズ THE MOVIE配給:東映 | T・ジョイ大泉ほか | 1 | |
9 | 8 | ありがとう配給:東映 | 丸の内TOEI1ほか東映系 | 3 | |
10 | 初 | 王の男配給:角川ヘラルド | 新宿ガーデンシネマほか | 1 |
※ファーストラン時点
「硫黄島」首位。「NANA2」が4位、「オープン・シーズン」が6位
クリント・イーストウッド監督による硫黄島連作のうち、日本軍を描いた2作目「硫黄島からの手紙」が大ヒットスタートを切った。公開初日・2日目の成績は、動員約37万7000人、興収およそ4億9300万円と、今年のこれまでに封切られた正月映画では一番の出足。興収は、04年末の「ラストサムライ」(興収137億円)対比では86%だが、1作目「父親たちの星条旗」(現在までの興収は約15億円)対比では263%という好記録で、正月映画レースの大本命となっている。「NANA2」は同じく動員12万3000人、興収1億6800万円で4位からのスタート。こちらは1作目対比でわずか31.3%の出足で、最終的に10億円台にとどまると予想される。初登場はあと3作。6位には、ソニー・ピクチャーズ初のCGアニメ「オープン・シーズン」、8位に「ふたりはプリキュア」「デジモン」のアニメカップリング、そして10位には韓国の歴史ドラマ「王の男」が食い込んだ。ナショナル・ボード・オブ・レビュー、ロサンゼルス批評家協会賞などでの受賞もあり、「硫黄島からの手紙」に追い風が吹いている。10日にテレ朝系でオンエアされた「ラストサムライ」は、視聴率21.3%を記録したそうだ。そして今週末は「エラゴン」「犬神家の一族」「ライアンを探せ!」などが公開。正月戦線の趨勢がほぼ決まる。
2006年12月12日更新 駒井尚文