全米映画ランキング : 2006年9月15日~2006年9月17日

全米映画ランキング:2006年9月19日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年9月15日~2006年9月17日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Gridiron Gang

Columbia

3,504 1 14,414,630 14,414,630
2

The Black Dahlia
「ブラック・ダリア」

Universal
(東宝東和)

2,226 1 10,005,895 10,005,895
3

Everyone's Hero

20th Century Fox

2,896 1 6,061,762 6,061,762
4 1

The Covenant

Screen Gems Inc.

2,681 2 4,777,554 15,791,085
5

The Last Kiss

Paramount/Lakeshore

1,357 1 4,627,989 4,627,989
6 3

Invincible

Walt Disney

2,830 4 4,114,921 51,121,579
7 6

The Illusionist

Yari Film Group

1,438 5 3,623,084 23,126,885
8 7

Little Miss Sunshine
「リトル・ミス・サンシャイン」

Fox Searchlight
(フォックス)

1,436 8 3,319,124 46,359,579
9 2

Hollywoodland

Focus

1,551 2 2,722,954 10,522,553
10 5

Crank

Lions Gate

2,177 3 2,680,225 24,393,847

ザ・ロックの新作が首位。「ブラック・ダリア」は2位デビュー

先週に引き続き、全体的に低調な全米ボックスオフィス。今週首位に立ったのは、ザ・ロック主演の悪ガキ更正スポーツドラマ「グリッドアイアン・ギャング」。少年院に服役する少年らが看守(ザ・ロック)の作るアメフトチームに入り、苦楽を共にしながら出所を目指すという実話もの。素直にナンバーワンデビューを喜びたいところだが、ザ・ロックとしては過去最低のオープニング成績となっている。監督は「U2/魂の叫び」「ステート・オブ・グレース」のフィル・ジョアノー。期待はずれの2位デビューとなったのは巨匠ブライアン・デ・パルマがジェームズ・エルロイの傑作小説を映画化した「ブラック・ダリア」。キャストにジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンクと、アイドルからオスカー俳優までタレントを揃えながらもオープニング興収はたったの1000万ドル。批評家筋からも一部の熱狂的デ・パルマファンを除いてはそっぽを向かれ、厳しいオープニングとなった。3位のアニメ「エブリワンズ・ヒーロー」は、故クリストファー・リーブが亡くなる直前まで共同監督として、製作に携わっていた作品。5位の「ザ・ラスト・キス」は最近TVドラマ、インディペンデント系の映画で何かと話題のザック・ブラフ主演の恋愛ドラマ。監督は「ラスト・サムライ」の悪役俳優としても有名なトニー・ゴールドウィン。共演は「ポセイドン」のジャシンダ・バレット。

2006年9月19日更新 藤井竜太郎

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