全米映画ランキング : 2006年9月1日~2006年9月4日

全米映画ランキング:2006年9月5日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年9月1日~2006年9月4日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Invincible

Walt Disney

2,921 2 12,151,426 37,847,000
2

Crank

Lions Gate

2,515 1 10,457,367 13,000,000
3

The Wicker Man

Warner Bros.

2,784 1 9,610,204 11,720,000
4 3

Little Miss Sunshine

Fox Searchlight

1,602 6 7,621,569 35,833,000
5 14

The Illusionist

Yari Film Group

971 3 6,306,843 12,081,000
6 2

Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby

Columbia

3,001 5 6,100,545 138,373,000
7 10

Barnyard: The Original Party Animals

Paramount

2,907 5 4,891,459 63,593,000
8 5

World Trade Center
「ワールド・トレード・センター」

Paramount
(UIP)

2,902 4 4,609,685 63,702,000
9 6

Accepted

Universal

2,822 3 4,599,915 29,422,000
10 8

Step Up
「ステップ・アップ」

Touchstone (エイベックス、松竹)

2,553 4 4,504,140 58,368,000

M・ウォールバーグ「インビンシブル」がV2。「ウィッカー・マン」は3位

毎年、NFLの開幕とレイバー・デイ(労働の日)が重なる9月最初の全米ボックスオフィス。今週も先週に引き続き、マーク・ウォールバーグ主演のアメフトドラマ「インビンシブル」が首位となった。同作はNFLの開幕も相俟って、2週目も1200万ドル以上の興収をキープ。現在累計で3800万ドル、最終的には7000万ドルくらいか? 惜しくも2位となったのはジェイソン・ステイサム主演のアクション「クランク」。毒を盛られ、常に心拍数を一定以上にキープしなくてはならなくなった殺し屋が、自分を罠に嵌めた相手に反撃するストーリー。監督は、スタントやカメラオペレーターを経て、本作でデビューを飾ったマーク・ネベルダインとブライアン・テイラーの2人。3位に入ったのは73年発表の同名カルト・ホラーを「ベティ・サイズモア」のニール・ラビュート監督がニコラス・ケイジ主演でリメイクした「ウィッカー・マン」。失踪した少女を捜す保安官が、小さな島へと渡るが、そこでは謎の集団による不気味な宗教儀式が行われていた……。人気カルト作33年ぶりのリメイクということで話題を集めていたが、批評家からは総スカンを食らっている。そして、限定公開からスタートし、徐々に劇場数を増やしてきたエドワード・ノートン主演の「ジ・イリュージニスト」が5位にランクイン。19世紀末のウィーンを舞台に天才奇術師が、初恋の女性のために自らの奇術を駆使して活躍する姿を描くファンタジックな歴史スリラー。監督・脚本は本作が2作目となる新鋭ニール・バーガー。共演に「サイドウェイ」「レディ・イン・ザ・ウォーター」の ポール・ジアマッティと「ステルス」のジェシカ・ビール。

2006年9月5日更新 藤井竜太郎

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